総合基本計画
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加古川市KAKOGAWA CITY市民の防犯・交通安全意識の高揚に努めるとともに、警察や防犯協会など関係機関と連携しながら、犯罪と交通事故のない「安全・安心の※まちづくり」を進めます。●ひったくりや自転車盗などの街頭犯罪や空き巣などの侵入盗が多発しています。また、痴漢など、不審者発生に関する情報も少なからず寄せられています。●交通死亡事故は減少傾向にあるものの、依然として高い水準にあり、高齢者が関係する事故の割合が高くなっています。●自転車の交通事故を減らすため、「道路交通法」が改正され、自転車の危険行為を繰り返す運転者に講習の受講が義務付けられました。また、県では、「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」に基づき、自転車の安全利用や自転車保険の加入促進に向けた取組を進めています。●市民一人一人や地域における防犯対策と交通安全に対する意識を高めていくことが必要です。●子どもから高齢者までを対象に、各年代に応じた交通安全教室を開催するとともに、交通安全運動や啓発活動に取り組んでいます。●犯罪や交通事故を未然に防止するため、防犯・交通パトロールや各市民センターにおいて安全巡視パトロールを実施しています。●「※一戸一灯防犯運動」をはじめ、子どもの見守りの活動などを行っている地域防犯活動団体への支援や防犯カメラの設置補助、※不審者情報マップによる情報提供など、自主防犯活動の継続と定着に向けた取組を推進しています。現状と課題基本方針安心して暮らせるまちをめざして市民生活の安全・安定を確保する防犯・交通安全対策を推進する本市の主な取組1-3-3章節31章 3節(注)加古川警察署管内(加古川市・稲美町・播磨町)の件数(資料)加古川市統計書(加古川警察署)平成23(2011)平成24(2012)平成26(2014)平成25(2013)(年)平成27(2015)01,0002,0003,0004,0005,0007,0006,000(件)5,5375,7385,2984,4623,879図表1.3.3-2 交通人身事故発生件数(資料)加古川市統計書(年)平成27(2015)平成23(2011)平成24(2012)平成25(2013)平成26(2014)(件)05001,0001,5002,0002,5003,0001,6962,1181,9341,9721,848関連図表図表1.3.3-1 刑法犯罪発生件数※まちづくり道路や公園、建築物など「ハード(物的)面での施設づくりや保存活動」、さらには、市民の健康・福祉・教育、コミュニティの形成など「ソフト面での人づくりや仕組みづくり」を含めた活動を指す。※一戸一灯防犯運動各家庭や事業所で、門灯や玄関灯を点灯して屋外を明るくし、街頭犯罪や侵入盗、性犯罪を防ごうという運動。※不審者情報マップ注意や警戒を要する事案を市ホームページ上の地図に表示し、地域での情報共有や防犯活動等に活用することにより、安全・安心のまちづくりの推進及び犯罪の発生・拡大を未然に防止することを目的とする。平成26(2014)年9月から運用を開始している。84

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