総合基本計画
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加古川市KAKOGAWA CITYいつでも安心して医療サービスを受けることができるよう、医師会などとの連携のもと、かかりつけ医の普及促進など地域に密着した医療サービスの提供と、医療機関相互の連携強化による救急医療体制の充実に努め、地域医療体制の確立を目指します。●国は、増大していく社会保障給付について、徹底的な効率化と適正化の実施や病床の機能分化・連携の推進を方針として掲げています。●高齢化や疾病構造の変化に対応するため、医療技術の高度化・専門化が進んでいます。●慢性的な医師不足や医師の高齢化などにより、休日昼間の※一次救急医療体制を維持していくことが課題となっています。●地域でいつでも安心して良質な医療サービスを受けることができるよう、地域完結型の医療体制を確立することが必要です。●誰もが住み慣れた地域で心豊かに安心して暮らし続けるためには、在宅医療の充実が不可欠であり、市民一人一人が自分の健康状態や病気の内容を相談できる、※かかりつけ医を持つことが重要です。●平成28(2016)年7月に東西市民病院を統合し、新たに開設を予定している(仮称)加古川中央市民病院は、東播磨地域における小児医療をはじめとする中核病院としての役割が期待されています。基本方針安心して暮らせるまちをめざして健康づくりや地域医療を充実する地域医療を充実する現状と課題●医師会や地域の医療機関相互の連携のもと、一次救急及び※二次救急医療体制の確保に取り組んでいます。●※地方独立行政法人加古川市民病院機構においては、将来にわたって安定的に急性期医療を提供できる体制づくりに取り組んでいます。本市の主な取組1-2-2章節21章 2節関連図表(資料)厚生労働省「医療施設調査」1413121317017017017113173一般病院数一般診療所数病床数[右軸](施設)(床)05010015020025030035005001,0001,5002,0002,5003,0003,500(年)平成23(2011)平成22(2010)平成24(2012)平成25(2013)平成26(2014)2,9432,8442,7162,9402,940図表1.2.2-1 病院数・診療所数・病床数※一次救急医療比較的軽症な救急患者を受け持つ医療。※かかりつけ医日頃からの体質や病歴、健康状態を把握し、診察行為のほか健康管理上のアドバイスなどもしてくれる医師。いつでも気軽に相談に応じてもらえ、重症の時には適切な病院や専門医を紹介してくれる。※二次救急医療入院治療を必要とする重症救急患者を受け持つ医療。※地方独立行政法人住民の生活、地域社会及び地域経済の安定等の公共上の見地からその地域において確実に実施されることが必要な事務及び事業であって、地方公共団体が自ら主体となって直接に実施する必要のないもののうち、民間の主体に委ねた場合には必ずしも実施されないおそれがあるものと地方公共団体が認めるものを効率的かつ効果的に行わせることを目的として、地方公共団体が設立する法人。78

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