総合基本計画
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加古川市KAKOGAWA CITY誰もが住み慣れた地域で、安心して健やかな日常生活を営み、様々な分野の活動に生き生きと参加することができるよう、「※自助」「※共助」「※公助」の考え方に加え、新たに地域福祉においては「※互助」の考え方を取り入れ、ボランティア活動など市民の地域福祉活動への主体的な参加を促進するなど、ともに支え合い、助け合う地域社会の実現を目指します。●地域での人と人とのつながり、人々の地域での帰属意識が低下するなど、地域社会の脆弱化が進行しています。●地域における生活や福祉に関わる課題は極めて多様化・複雑化しています。●地域住民が、お互いを認め合い、つながり、支え合うことの大切さを認識することが重要です。●地域にある様々な資源を結び付けて生活や福祉に関わる課題を解決する「地域福祉」の仕組みづくりが重要です。●※バリアフリーなどの推進により生活しやすい環境整備に努め、全ての人が安心できる※まちづくりを推進していくことが大切です。●市民や関係団体、関係機関等と市が連携し、それぞれの役割を果たしながら、※協働して地域に根ざした社会福祉を推進しています。 現状と課題基本方針安心して暮らせるまちをめざしてともに支えあう福祉社会を実現する地域福祉を充実する本市の主な取組1-1-1章節11章 1節(注)平成27年4月現在(資料)加古川市社会福祉協議会資料分 野活動内容グループ数会員数953613111617470763091,164点訳活動声の情報誌の作成、依頼図書の朗読手話通訳、要約筆記病院・施設への訪問地域の福祉ニーズに応じた活動老人給食サービスの調理、配達・配食時の住宅訪問活動点訳ボランティア朗読ボランティア手話・要約筆記ボランティア施設ボランティア広域ボランティア老人給食ボランティア図表1.1.1-1 加古川市ボランティアネットワークに 参加している福祉ボランティア数関連図表※自助自分でできることは自分で行うこと。また、家族同士での助け合いを含む。※共助互いに助け合うこと。地域福祉分野においては、社会保険のような制度化された相互扶助を指す。※公助行政が公的責任において支えること。※互助地域福祉分野においては、近隣での助け合いやボランティアなど制度化されていない相互扶助を指す。※バリアフリー主に建築上の障壁(バリア)を除去するという意味で使われるが、高齢者や障がい者などのために物的環境のみならず、精神的・制度的にも、自由に社会参加できるよう生活や行動に不便な障害・障壁を除去することを指す。※まちづくり道路や公園、建築物など「ハード(物的)面での施設づくりや保存活動」、さらには、市民の健康・福祉・教育、コミュニティの形成など「ソフト面での人づくりや仕組みづくり」を含めた活動を指す。※協働市民、市民活動団体、事業者等と行政が、共通の目標に向かって、お互いの立場を理解し、それぞれの役割を果たしながら、一体となってまちづくりを進めること。66

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