総合基本計画
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加古川市KAKOGAWA CITY基本構想基本構想※障がい本市では、人を意味する場合には、「障がい者、障がいのある人」とひらがなで表記している。なお、法令や固有名詞などは「障害」と漢字で表記している。※バリアフリー主に建築上の障壁(バリア)を除去するという意味で使われるが、高齢者や障がい者などのために物的環境のみならず、精神的・制度的にも、自由に社会参加できるよう生活や行動に不便な障害・障壁を除去することを指す。※ユニバーサルデザイン障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず多様な人々が利用しやすいよう、あらかじめ都市、モノ、生活環境等をデザインするという積極的な考え方。※まちづくり道路や公園、建築物など「ハード(物的)面での施設づくりや保存活動」、さらには、市民の健康・福祉・教育、コミュニティの形成など「ソフト面での人づくりや仕組みづくり」を含めた活動を指す。※ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)市民一人一人がやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できることを指す。(1)安心して暮らせるまちをめざして①ともに支えあう福祉社会を実現する高齢者や※障がい者などが住み慣れた地域で、その人らしく安心して生活が送れるよう、福祉サービスや相談体制などの充実を図るとともに、地域でともに支え合う体制づくりを推進します。また、施設の※バリアフリー化や※ユニバーサルデザインの視点に立った※まちづくりを進めます。さらに、出産と子育ての支援を充実するとともに、医療、教育、雇用など他の施策と連携し、少子化対策を推進します。一方、誰もが安心して暮らせるよう、医療・介護など社会保障制度の適正な運営に努めます。②健康づくりや地域医療を充実する生涯を通じて健康に過ごせるよう、市民一人一人の健康意識の向上と、市民の自主的な健康づくり活動を支援します。また、病気の予防に努めるとともに、万一病気になった際にも必要な治療が迅速かつ適切に受けられるよう、地域医療体制の充実を図ります。③市民生活の安全・安定を確保する様々な社会不安を解消するため、防災をはじめ総合的な危機管理体制を充実するとともに、地域における防災体制づくりを支援します。また、防犯・交通安全意識の高揚に努めるとともに、関係機関と連携しながら、犯罪・交通事故のないまちを目指します。さらに、消費者の権利や利益を守り、自立を支援するため、消費者意識の向上や、消費者保護対策の充実を図ります。一方、雇用対策や福利厚生の向上に努め、※ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の実現を促進するなど、勤労者福祉の充実を図ります。まちづくりの方向(施策の大綱)7章 19

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