総合基本計画
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資料編加古川市KAKOGAWA CITY基本構想・幹線道路などの社会資本の整備にあたっては、人の移動や物流の効率化、商業の活性化、企業立地の促進、住宅開発による人口の増加など、いわゆる「ストック効果」を考慮した取組を進められたい。・東播磨港周辺の臨海部については、市民の交流やレクリエーション活動の場として、さらなる利用者の増加が図られるよう、活性化対策に取り組まれたい。・公共施設や社会基盤の耐震化のほか、住宅密集地における狭あい道路の解消など、災害に強いまちづくりを進められたい。・空き家等の適正な管理を促進するとともに、地域住民による幅広い参画を得ながら、有効な活用策について検討されたい。・市民の生命と財産を守るため、災害時におけるより効果的な情報伝達システムの構築に取り組まれたい。 ≪まちづくりの進め方≫ ・これからの人口減少社会において、地域の活力を維持していくためには、地域住民同士の交流を促進し、地域力の向上を図ることを第一としつつ、交流人口や定住人口の増加を目指して、市のイメージアップや地域への愛着と誇りの醸成に取り組まれたい。・各地域の特性や住民ニーズを的確に把握し、町内会等と情報を共有することにより、地域住民との協働によるまちづくりを進められたい。・少子高齢化の進行等により、今後ますます社会を支える現役世代が減少し、より一層厳しい財政状況が予想される中、限りある経営資源を効果的・効率的に活用し、持続可能な行政運営に取り組まれたい。・公共施設やインフラなどの老朽化が進む中、建替えなどの更新費用の増大による財政負担を軽減するため、計画的な改修等に取り組まれたい。・周辺自治体をはじめ、他市町等とのさらなる広域連携を図り、医療、福祉、廃棄物処理、防災、観光など、様々な分野における市民満足度の向上につなげられたい。資料編177

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