総合基本計画
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加古川市KAKOGAWA CITY●早期の水洗化による市民の生活環境の向上のため、投資効果なども考慮しながら、地域の実情に応じた生活排水処理方策を促進することが必要です。●下水道関連施設の老朽化に伴い、下水道施設の適正な維持管理と改築更新が重要となっています。●近い将来、※南海トラフ地震など大規模地震の発生の可能性が指摘されており、生活インフラである下水道施設の耐震化などハード面の防災・減災対策を計画的に進めていく必要があります。●昭和38(1963)年に下水道事業を開始して以来、数次にわたる事業区域の拡大を経て、計画的な下水道の整備を進めており、下水道の処理人口普及率は平成26(2014)年度末現在で89.8%となっています。●平成27(2015)年度から下水道事業に「地方公営企業法」を適用し、企業会計方式に基づく経営状況の把握・分析のもと、経営の健全化に取り組んでいます。下水道の計画的な整備や維持管理を進めることにより、快適で衛生的な生活環境を確保するとともに、川や海などの公共用水域の水質保全や降雨による浸水防止等を図ることで安全・安心な暮らしの実現を目指します。基本方針快適に暮らせるまちをめざして安全で快適な暮らしの基盤を整備する雨水・汚水を適切に処理する現状と課題本市の主な取組関連図表5-2-6章節65章 2節※南海トラフ地震南海トラフ(東海地方から紀伊半島、四国にかけての南方の沖合約 100kmの海底にある延長 700kmの溝)沿いで発生する地震。最大でマグニチュード9クラスの地震が発生するとされ、今後、30年以内に70%程度の確率で発生すると想定される。(資料)加古川市統計書加古川市兵庫県全国平成23(2011)平成24(2012)平成22(2010)平成25(2013)平成26(2014)(年度)(%)75.191.475.891.776.391.977.092.177.692.389.388.088.589.089.8707580859095100図表5.2.6-1 下水道処理人口普及率158

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