総合基本計画
144/204

加古川市KAKOGAWA CITY●加古川駅周辺地区は、商業・居住機能など、市の中心市街地にふさわしい土地の高度化や合理的な利用が期待されていますが、建物の老朽化と空き店舗等の増加により、活性化を図る上で大きな課題となっています。また、地区内では狭あいな道路と低層の老朽化した木造家屋が密集し、防災上の問題も抱えています。●東加古川駅周辺地区については、総合文化センターや兵庫大学などがあり、引き続き教育・文化機能を中心とした※まちづくりを進める必要があります。●加古川駅周辺地区においては、これまでからJR山陽本線等連続立体交差事業や加古川駅北※土地区画整理事業、中心市街地整備事業などの※都市基盤整備を進め、都心としての機能の向上を図っています。●山陽電鉄の別府駅や浜の宮駅、JR加古川線の神野駅や厄神駅では、駅舎の※バリアフリー化や駅前広場及びアクセス道路等の整備を実施し、市民の利便性の向上を図っています。●各駅周辺においては、公設の駐輪場を設置し、※交通結節点にふさわしい駐輪対策を進めています。加古川駅周辺地区及び東加古川駅周辺地区、別府駅周辺地区については、本市の都心及び副都心にふさわしい地区として、商業、教育、文化、住居など多様な※都市機能の誘導と集積を図ります。また、地域拠点については、各地域の特性を踏まえながら、ふさわしい機能の確保に向けた取組を進めます。基本方針快適に暮らせるまちをめざして機能的・効率的なまちを形成する都市拠点の機能を充実する現状と課題本市の主な取組関連図表5-1-3章節35章 1節※都市機能商業・サービス、福祉、教育・文化、観光・交流、産業支援、居住など、都市的な活動を営むための各種機能。※まちづくり道路や公園、建築物など「ハード(物的)面での施設づくりや保存活動」、さらには、市民の健康・福祉・教育、コミュニティの形成など「ソフト面での人づくりや仕組みづくり」を含めた活動を指す。※土地区画整理事業都市計画区域内の土地について、公共施設の整備・改善、宅地としての利用の増進を図るため、土地区画整理法に基づいて行われる土地の区画・形質の変更、公共施設の新設または変更などに関する事業。※都市基盤市民生活の安全性、利便性、効率性等の向上を図るための都市施設のこと。道路、鉄道、公園、緑地、上下水道、河川等がある。近年では、情報・通信網等も重要な都市基盤として位置付けられている。※バリアフリー主に建築上の障壁(バリア)を除去するという意味で使われるが、高齢者や障がい者などのために物的環境のみならず、精神的・制度的にも、自由に社会参加できるよう生活や行動に不便な障害・障壁を除去することを指す。※交通結節点鉄道やバス、タクシー等の複数の交通機関が集まり、相互乗り換えや連絡等が円滑に行える場所のこと。駅前広場やバスターミナルなどを指す。図表5.1.3-1 加古川駅前142

元のページ  ../index.html#144

このブックを見る