総合基本計画
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4-2-2章節加古川市KAKOGAWA CITY技術の継承と新たな製品の開発や販路の開拓、情報の発信など経営の活性化に向けた取組を促進し、伝統的な※地場産業の新たな発展を目指します。基本方針※地場産業ある特定地域において存在する伝統的な工業のこと。具体的には、地元資本をベースとする中小企業が一定の地域(おおむね県内)に集積しつつ、地域内に産出する物産等を主原料とし、または蓄積された経営資源(技術、労働力、資本等)を活用して他地域から原材料を移入し、これを加工するとともに、その製品の販路として、地域内のみならず地域外をも指向するもの。にぎわいの中で暮らせるまちをめざして工業・地場産業を振興する地場産業を振興する現状と課題本市の主な取組関連図表24章 2節●全国三大産地を形成している靴下製造業のほか、独特のデザインや手工性を特色とする全国的にも有名な国包の建具が本市の地場産業として挙げられます。●消費者ニーズの多様化や価格競争の激化などに伴い、地場産業を取り巻く環境は厳しさを増しています。●地場産業関連事業者や教育研究機関とのネットワークを強化するとともに、製品の高付加価値化や販路の拡大、後継者の育成、情報収集やPRの強化を図ることが必要です。●加古川市ものづくり支援センターにおいて、地場産業の技術力や経営力の向上のための支援を進めています。●商工団体などとの連携のもと、経営相談の実施や人材育成、各種融資制度の充実などに取り組んでいます。図表4.2.2-3 靴下図表4.2.2-4 国包建具図表4.2.2-1 靴下製造業の事業所数・従業者数・       製造品出荷額等(資料)加古川市資料(事業所)平成23(2011)平成24(2012)平成25(2013)平成26(2014)平成27(2015)(年度)151515141305101520図表4.2.2-2 国包建具事業所数(注)地場産品の靴下の知名度向上を目指し、独自開発された「くつ下くん」(資料)加古川市統計書(経済産業省「工業統計調査」)製造品出荷額等(万円)事業所数(事業所)従業者数(人)600,505508,359493,421478,139498,4564043563833713771714181816平成21年平成22年平成24年平成25年平成26年130

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