PIECE OF KAKOGAWA(VOL.01)
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▲冷蔵技術・輸送発達がまだ進んでいない時代、味噌漬けの牛肉は市内の精肉店に並んでいた▶ルールさえ守ればどんなメニューもOK! 見た目も味も楽しめる(写真のメニューは加古川プラザホテルの「ギュッとライス辛味噌マヨネーズ添え」)▲洋皿にごはんを盛り、カツをのせ、デミグラスソースをかけ、キャベツを添え、お箸で食べるのが「加古川かつめし」 http://kako-navi.jp/katsumeshi.htmlhttp://gyu-to-meshi.kako-navi.jp/restaurant.htmlhttp://ecogawasan.html.xdomain.jp▶「恵幸川鍋五訓」には旬の食材を使うことも含まれているので冬に限らず楽しみたい恵幸川鍋同盟 隊長(エコがわさん代表)藤本雅彦さんギュッとメシ代表(加古川漬け肉研究会 会長) 高浜佳司さん 誕生から60年以上の歴史がある『加古川かつめし』。B―1グランプリなどのブームもあって知名度も上がり、市民にとって自慢できるご当地メニューではないだろうか。 昨年8月、姉妹都市のブラジル・マリンガ市から、加古川かつめしを作って欲しいとのオファーを受け「うまいでぇ!加古川かつめしの会」副会長が出向き、現地の材料だけで試作。現在、マリンガ市内の飲食店内のメニューには「加古川かつめし」が加わっているのだ。昔ながらの加古川かつめしは今、ワールドワイドに活躍している。 2017年に誕生した新・ご当地グルメ『加古川ギュッとメシ』。市内の精肉店は種類も多くリーズナブルで市外からの客も多い。「20年程前は市内にある多くの精肉店で味噌漬けの牛肉を売っていた」という話をヒントにメニューを考え、試作・試食を重ねた。味噌漬けの牛肉を使うこと、途中で味の変化が楽しめること以外は自由なレシピ。現在14店舗がそれぞれ特徴のあるメニューを提供中。ラーメンやお好み焼きといった斬新なメニューが新規参入との情報もあり今後の展開に目が離せない。 加古川市職員の自主研究グループ「エコがわさん」が加古川をもっと元気にしていきたいという思いで考案した『恵幸川鍋』。現在、市内外10店舗以上のお店で食べることができる。地産地消、岡田本家の酒粕と高松味噌を使用するなどのルールがあり、家庭でも作れるようレシピも公開中。完成するまでの約2年間は試行錯誤し大変だったが2015年にフード・アクション・ニッポン入賞という快挙も成し遂げた。心も体も温まる恵幸川鍋は市民のなじみの鍋として根付いていくことだろう。「加古川名物かつめしが 国を越え海外デビュー!」「全店舗をコンプリートして お気に入りを見つけて!」「恵幸川鍋を囲みながら 加古川愛を語ってほしい」ソウルフード加古川恵幸川鍋逸品の守り人今や世界に羽ばたく「加古川かつめし」をはじめ、「恵幸川鍋」や「ギュッとメシ」など加古川生まれのグルメが続々誕生。市民に愛される地元メシになるべく奮闘するグルメリーダーを直撃。ギュッとメシかつめし番外編うまいでぇ!加古川かつめしの会会長 藤原一朗さん

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