わがまち加古川70選
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上部井用水水管橋江戸時代から使われ歴史を伝える歩いて渡れる爽やかな青のアーチ平荘湖や権現ダムの水を臨海部の工業地帯へ送り込む、工業用水送水管の橋です。昭和55(1980)年に完成し、全長は426m。右岸の東神吉町から左岸の加古川町へ1日約2万トンの水を配水しながら、橋は自転車・歩行者専用の市道としても利用されています。セルリアンブルーのアーチが印象的な建造物です。慶長5(1600)年、姫路城主の池田輝政によって進められ、60年後の松平直矩の時代に完成した井堰と伝えられています。加古川から取水しており、加古川右岸三角州の主要用水として、昭和の初期には730haの水田を潤していたとされており、現在も高砂市にかけて広く利用されています。なおのり最新情報はこちら最新情報はこちら28

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