わがまち加古川70選
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駒の爪と投げ松安楽寺法道仙人の不思議な伝説が残る迫力ある地獄極楽絵画と十王像を訪ねて6~7世紀頃、日本に渡ってきたといわれる法道仙人の伝説に由来する自然物です。「駒の爪」は、馬で空を駆けた仙人がこの場所に降りた時に、岩に残ったといわれる馬の爪の跡です。「投げ松」は、仙人が加西市の法華山一乗寺から放り投げたといわれる松で、大きくうねった幹が見る人を圧倒します。ほうどうもとは真言宗の寺院で弘法大師の弟子・真紹上人が開山しました。長い間山頂にありましたが天授6(1380)年、山麓に移され、赤松氏の没落後、浄土宗寺院として再建されました。境内の十王堂には、17世紀後半の作と伝えられる地獄と極楽を対比した地獄極楽絵図と十王像が納められています。しんしょう最新情報はこちら最新情報はこちら20

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