介護保険ガイドブック
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24 介護予防・日常生活支援総合事業は、市町村が介護予防を総合的に行う事業です。これまでの介護予防事業とくらべて、より利用者の状態や希望に合わせたサービスが利用できます(サービスの内容や利用者負担は市町村ごとに異なります)。介護予防型通所サービストレーニング型通所サービスサービスの種類通所して利用する通所介護施設で日常生活の支援などの共通的サービスと、その人の目標に合わせた選択的サービス(運動器の機能向上、栄養改善、口腔機能の向上、生活機能向上グループ活動など)を利用できます。通所型サービス身体機能や認知機能の向上を目的としたトレーニングを実施し、自立した生活の確立と自己実現を支援する共通的サービスと選択的サービスを利用できます。総合事業介護予防・日常生活支援総合事業■利用者負担のめやす(1割負担)(共通的サービス)※送迎料を含む事業対象者、要支援1 ▶1回386円(週1回程度)要支援2▶1回397円(週2回程度)運動器機能向上▶1か月 229円栄養改善▶1か月 153円口腔機能向上▶1か月 153円生活機能向上グループ活動▶1か月 102円(選択的サービス)■利用者負担のめやす(1割負担)(共通的サービス)※送迎料を含む事業対象者、要支援1 ▶1回325円(週1回程度)要支援2▶1回335円(週2回程度)運動器機能向上▶1か月 229円栄養改善▶1か月 153円口腔機能向上▶1か月 153円生活機能向上グループ活動▶1か月 102円(選択的サービス)※入浴や食事などの身体介護は利用できません。介護予防型訪問サービス・ターミナル支援型訪問サービス生活援助型訪問サービスサービスの種類訪問を受けて利用する利用者が自力では困難な行為について、同居家族の支援や地域の支えあい・支援サービスなどが受けられない場合には、ホームヘルパーによるサービスが利用できます。在宅で療養されているがん末期の人は、連日の利用ができます(ターミナル支援型訪問サービス)。訪問型サービス身体介護が不要な人で、同居家族の支援や地域の支えあい・支援サービスなどが受けられない場合には、市が実施する研修を受けた人等による掃除や買い物などの生活援助サービスが利用できます。■利用者負担のめやす(1割負担)事業対象者、要支援1・2 ▶1回273円(週1回程度)事業対象者、要支援1・2 ▶1回277円(週2回程度)要支援2▶1回292円(週2回超える場合)■利用者負担のめやす(1割負担)事業対象者、要支援1・2 ▶1回222円(週1回程度)事業対象者、要支援1・2 ▶1回225円(週2回程度)要支援2▶1回238円(週2回超える場合)※身体介護は利用できません。(16ページ参照)※乗降介護(介護タクシー)は利用できません。※身体介護・生活援助を利用できます。(16ページ参照)※乗降介護(介護タクシー)は利用できません。介護予防・生活支援サービス要支援1・2の人事業対象者●介護予防・生活支援サービスの費用 介護保険の介護予防・生活支援サービスを利用する際には、利用者は原則としてサービスにかかった費用の1~3割を自己負担します。また、事業対象者の上限額(支給限度額)は5,032単位(概ね5万320円程度)となります。

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