コラムColumn支出下水道事業では何にお金を使っているの？収益的支出資本的支出収益的支出は、汚水管渠のほか、雨水管渠の維持管理に2.5億円、流域下水道（加古川下流浄化センター等）の維持管理負担金に10.4億円かかっています。資本的支出は、主に汚水管渠や雨水管渠の整備にかかる費用と企業債（借入金）の返済です。令和３年度では汚水管渠整備に14.5億円、雨水幹線の整備に4.0億円の設備投資を行いました。これからの下水道事業は、水洗化人口（下水道利用者数）の減少などにより、下水道使用料収入は徐々に減少していく見込みです。一方で、収益的支出の支払利息も減少すると予想されることから、純利益は横ばいで推移していく見込みとなっています。今後は、管渠が老朽化していくにつれ、維持管理費用が増加する可能性があることから、適切な時期に施設の更新を行うなどコスト削減を行い、引き続き健全な事業運営を行っていく必要があります。下水道の原則（雨水公費・汚水私費）（2.8億円） 汚水ポンプ場施設建設費（3.6億円） 企業債償還金7（汚水や雨水の処理のための支出）汚水ポンプ場費（1.6億円） 業務費（1.7億円） 汚水管渠費（2.4億円） 支払利息（7.5億円） 流域下水道維持管理負担金（10.4億円） 合計・雨水 雨は自然現象であり、雨水を排除し浸水を防ぐ受益が市内の広範囲に及ぶことから、そのための 費用は公費（税金）で負担しています。・汚水 汚水は日常生活や生産活動により生じるものであり、汚水を浄化するための費用はその排出量に 応じて、私費（下水道使用者が負担する費用）で負担していただきます。減価償却費（38.0億円）64.8億円（万人）262320R1R2水洗化人口（万人）総係費（1.2億円） 雨水ポンプ場費（1.1億円） その他（0.9億円） 雨水ポンプ場施設建設費雨水管渠築造費（4.0億円） 汚水管渠築造費（14.5億円） R3R4R5収益的支出（億円）（下水道施設を整備するための支出）合計物価上昇があるが、支払利息の減少により収益的支出は減少傾向水洗化人口は令和7年をピークに減少に転じ、下水道使用料収入も減少傾向73.0億円 （43.2億円）汚水管渠の工事流域下水道建設負担金（2.1億円） 投資有価証券購入費（2.0億円） その他（0.8億円） （億円）7060504030R6R7R8下水道使用料（億円）のこれから
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