かこ水だよりvol.8
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かんきょ105 pt収入については、下水道使用料の減少等がありましたが、全体としては前年度とほぼ横ばいの 70.3億円となりました。一方、支出については、支払利息等が減少しましたが、汚水管渠(汚水を流す管)費や流域下水道維持管理負担金の増加により、前年度に比べ0.6億円増の64.8億円となりました。これにより、本年度の決算収支では、5.5億の純利益を計上することとなりました。この利益は将来の施設更新のために積み立てています。収益的収入は、お支払いいただいた下水道使用料が大半を占めており、安心で快適な暮らしを支える下水道を維持するための大切な財源となっています。資本的収入は、大半を企業債(借入金)が占めています。長期の借り入れ(返済)を行うことで、下水道施設の受益者である将来世代にも、施設建設などにかかる費用負担をしてもらえるように、返済額を平準化しています。下水道使用料70.3億円収入下水道事業ではどうやって収入を得ているの?収益的収入汚水や雨水の処理のための収支下水道施設を整備するための収支資本的収入収 入収 入(27.3億円)支 出支 出※加古川下流浄化センターは、加古川市、高砂市、稲美町および播磨町の下水を処理(浄化)する兵庫県の施設です水洗化人口は増加しているものの、有収水量(使用料収入に結び付いた水量)が減少したこともあり、下水道使用料が減少し、収入が減少した 長期前受金戻入益(13.2億円) 他会計負担金(20.3億円) (汚水や雨水の処理のための収入)借入金の支払利息が減少したが、汚水管渠(汚水を流す管)の維持補修費や加古川下流浄化センター※等の維持管理負担金が増加したことなどにより支出が増加したその他(0.6億円) 合計収入が減少し、支出が増加したことにより純利益が前年度に比べ減少した(下水道施設を整備するための収入)工事負担金(0.5億円) 国庫補助金(6.3億円) 他会計負担金(6.4億円) 40.9億円企業債資本的収支不足額は、減価償却費等により事業内部に留保される損益勘定留保資金等を財源として補てんしています。合計下水道も水道と同様にその使用料が主な収入源となっています(収益的収支)(資本的収支)受益者負担金(0.3億円) その他(0.1億円) PointPoint(36.2億円)Point70.3億円40.9億円73.0億円64.8億円令和3年度決算のあらまし1236

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