加古川総合防災マップ_韓国・朝鮮語
42/81

南海トラフ③北 海溝型地震は、海側のプレートが陸側のプレートの下にもぐりこむことで、境界にひずみのエネルギーが蓄積され、それが限界に達したときにプレートがもとに戻ろうとして跳ね上がることで発生します。 海溝型地震は、周期性があることが確認されており、南海トラフ地震は、近い将来発生する確率が高いといわれています。国や県では平成23年3月11日に発生した東日本大震災を受け、従来の想定を上回る「南海トラフ巨大地震」の被害想定について公表し、対策を進めています。①海側のプレートが年数cmの割合で陸側のプレートの方へ移動し、その下へもぐりこみます。②陸側のプレートの先端部が引きずり込まれ、ひずみが蓄積します。③ひずみがその限界に達したとき陸側のプレートが跳ね上がり、地震が発生します。その際、津波が発生する場合があります。9.0出典:「地震調査研究推進本部」(算定基準日 令和2年1月1日)出典:南海トラフの巨大地震モデル検討会想 定 地 震参考東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)地  震  名南海トラフ地震地震の規模(マグニチュード)8.0~9.0クラス今後30年以内の地震発生確率70%~80%10%~20%(発生直前における確率)陸側のプレートひずみの蓄積海側のプレート地震発生跳ね上がり津波発生海溝型地震について海溝型地震のメカニズム南海トラフ地震について61①~②地地震震編編地震ハザードマップとは 地震ハザードマップとは、市で発生が想定される地震による震度(揺れ)の程度を示したマップです。兵庫県の地震被害想定の結果に基づいて作成しています。 平成23年に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)は海溝型地震であり、市においても南海トラフを震源とする海溝型地震の発生確率は非常に高いといわれています。また、平成7年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)は内陸活断層による地震であり、市では山崎断層帯による地震によって大きな被害を受けることが想定されています。 「もしも地震が発生したら・・・」を想定し、どの程度の被害となるのか、発生した時に何をすればよいのか、日頃から何に気を付けて備えておくべきなのかについて考えてみてください。海溝型地震ハザードマップ海溝型地震ハザードマップ

元のページ  ../index.html#42

このブックを見る