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62小児用肺炎球菌▶対象年齢:生後2か月から5歳未満▶ 接種回数:接種を開始する年齢によって異なります。【標準的な接種期間は1です。】  1. 接種開始年齢が生後2か月以上7か月未満の場合 初回免疫として3回、追加免疫として生後12か月から15か月までに1回…合計4回 2. 接種開始年齢が生後7か月以上1歳未満の場合 初回免疫として2回、追加免疫として生後12か月後に1回…合計3回 3. 接種開始年齢が1歳以上2歳未満の場合…2回接種 ※60日以上の間隔で接種 4.接種開始年齢が2歳以上5歳未満の場合…1回接種▶ 受け方:初回免疫は27日以上の間隔をおいて接種します。追加免疫は初回免疫終了後60日以上の間隔をおいて接種します。4種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)▶対象年齢:生後3か月から7歳6か月未満※ 標準的な接種期間 1期初回(3回): 生後3か月から1歳に達するまでの期間 1期追加(1回): 1期初回接種(3回)終了後12か月から18か月に達するまでの期間▶ 接種回数:4回▶ 受け方:1期初回を20日以上の間隔をおいて3回接種します。1期初回3回目の接種後から6か月以上の間隔をおいて1回追加接種をします。BCG▶対象年齢:1歳未満※ 標準的な接種期間…生後5か月から8か月に達するまでの期間▶接種回数:1回▶ 注意事項:BCGの予防接種ができる医療機関(予防接種手帳に記載)に予約し接種してください。水痘▶対象年齢:1歳から3歳未満※標準的な接種期間 初回:1歳から1歳3カ月に達するまでの期間  追加: 初回終了後6カ月から12カ月に達するまでの期間▶接種回数:2回(3月以上の間隔をおく)▶ 受け方:初回から3カ月以上の間隔をおいて、1回接種をします。▶ その他:みずぼうそうにかかったことがあるお子さんはすでに免疫を獲得しているため接種対象外となります。麻しん風しん混合▶対象年齢: 1期:12カ月から24カ月未満の間 2期:小学校入学前の1年間▶接種回数:2回(1期を1回、2期を1回)日本脳炎▶対象年齢:1期:生後6カ月以上7歳6カ月未満※標準的な接種期間 1期初回(2回):3歳から4歳に達するまでの期間 1期追加(1回):4歳から5歳に達するまでの期間 2期:9歳以上13歳未満⦆※標準的な接種期間…9歳から10歳に達するまでの期間▶接種回数:4回▶ 受け方:1期の接種は6日から28日の間隔で2回、その1年後に1回の追加接種をすることで基礎免疫が作られます。また抗体の維持のため、9歳から12歳の間に2期としてもう1度接種してください。▶ 注意事項:夏は蚊の多い季節です。蚊(コガタアカイエカ)に刺されると日本脳炎に感染する可能性があります。蚊に刺されないようにすることが日本脳炎の感染予防に効果的ですので、積極的に防蚊対策に取り組みましょう。日本脳炎予防接種の特例措置について 平成17年度から平成21年度までの接種の積極的勧奨の差し控えによる特例措置があります。(1) 平成7年4月2日から平成19年4月1日までの間に生まれた方で、次のいずれかに該当する方は、残りの回数を20歳になるまでに接種できます。  ① 1期の3回接種が済んでいない方で、接種期間(7歳6ヵ月まで)を過ぎた方  ② 2期の1回接種が済んでない方で、接種期間(13歳未満)を過ぎた方  ※ 第2期の接種は第1期の接種が済んだ9歳以上の方が対象となります。(2) 平成19年4月2日から平成21年10月1日までの間に生まれた方 第1期の3回接種が済んでいない方で、接種期間(7歳6ヵ月まで)を過ぎた方は、残りの回数を第2期の接種期間(9歳以上13歳未満)に接種できます。2種混合(ジフテリア・破傷風)▶対象年齢:11歳から13歳未満※標準的な接種期間… 11歳から12歳に達するまでの期間▶接種回数:1回予防接種の保護者同伴について 予防接種には、原則として保護者(親)の同伴が必要です。保護者(親)が特別な理由で、予防接種を受ける子どもに同伴できない場合、保護者(親)の代わりとして子どもの健康状態を普段からよく知っている親族等が同伴することで接種できます。 親族等が予防接種に同伴する場合には、保護者(親)からの委任状が必要になりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

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