暮らしのガイド
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加古川市は古くから将棋が盛んな地域で、子どもから大人まで熱心な愛棋家が多く、様々な大会や教室が開かれています。昭和58年に神吉宏充七段が加古川市で初めてのプロ棋士となり、平成5年に久保利明王将が続きました。また平成4年には井上慶太九段が転入し、加古川将棋センターにて、若手の指導・育成に取り組んでこられました。そこで腕を磨いた稲葉陽八段が平成20年に、また船江恒平六段が平成22年に次々とプロデビューを果たし、現在では加古川市出身・在住のプロ棋士は5人となっています。人口約27万人の市に、ゆかりの棋士が5人もおられるという非常にまれなことから、加古川市では、「棋士のまち加古川」を掲げ、将棋を取り入れたまちづくりを進めています。多くの棋士とゆかりがあることは、加古川市にとっては貴重な財産です。市民の方にプロの将棋の世界を身近に感じていただき、日本古来の伝統文化の良さを伝えていくとともに、将棋を通じて「棋士のまち加古川」の魅力を全国に発信していきたいと考えています。井上慶太九段稲葉陽八段久保利明王将船江恒平六段船江恒平六段神吉宏充七段24〈 広 告 〉

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