加古川市総合防災マップ
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地 震 編地 震 編72津波避難時の心得南海トラフ地震が発生した場合、1m未満の津波(第1波)は地震発生後10~20分で襲ってくるおそれがありますが、津波が初期水位より1m上昇する時間は最短で113分と想定されています。テレビやラジオからの情報に注意し、落ち着いて避難行動を開始しましょう。 地震発生後、津波による災害の発生が予想される場合には、気象庁より大津波警報や津波警報、津波注意報が発表されます。警報や注意報が発表された時は、すぐに下記のような行動をとりましょう。沿岸部や川沿いにいる人は、高台や避難ビルを目指して直ちに避難してください。津波は繰り返し襲ってくるので、津波警報が解除されるまで安全な場所から離れないで下さい。海の中にいる人は、直ちに海から上がって海岸から離れて下さい。津波注意報が解除されるまで海に入ったり、海岸に近づいたりしないで下さい。木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれる。標高の低いところでは津波が襲い、浸水被害が発生する。人は津波による流れに巻き込まれる。海の中では人は速い流れに巻き込まれる。養殖いかだが流失し、小型船が転覆する。ここなら安心と思わず最善をつくし、より高い場所を目指して避難しましょう!予想される津波の高さとるべき行動想定される被害数値での発表10m超(10m<高さ)巨大高い‒10m(5m<高さ≦10m)5m(3m<高さ≦5m)3m(1m<高さ≦3m)1m(0.2m≦高さ≦1m)巨大地震の場合の発表大津波警報(特別警報)津波警報津波注意報大津波警報、津波警報、津波注意報 想定にとらわれるなその状況下において最善を尽くせ率先避難者であれ 被害の想定を超える災害が起こる可能性がある事を忘れずに。 想定にとらわれず、状況を見て避難をしましょう。 「自分は大丈夫」という思いは持たず、その時どきで最善の行動を取るようにしましょう。 まず自分の身を守る事を考えて、率先して避難をしましょう。 避難をしている姿を見た人も避難をし、結果的に多くの人の命を救うことに繋がっていきます。避難は徒歩で!海岸や河川には近づかない!独自の判断で戻らない!津波避難の三原則津波避難時の注意点

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