加古川市総合防災マップ
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水 害 編水 害 編6外水氾濫と内水氾濫について早期の立退き避難が必要な区域加古川市総合防災マップにおける浸水想定区域は、河川が氾濫した場合を示しています。これを「外水氾濫」といいます。一方で、水路や下水道があふれて発生する氾濫を「内水氾濫」といいます。堤防から水があふれたり決壊しない場合でも、水路や下水道から水があふれることにより、浸水被害が発生することがあります。河川の周辺でなくとも、特に低地や窪地、地下街などは浸水被害が大きくなる可能性があるので、土地の高さを把握しておくことが大切です。(3・4ページの標高マップを参照ください。)家屋が倒壊するような氾濫や河岸の浸食が発生するおそれがある区域や、家屋の最上階も水没するおそれのある区域は、早期の立退き避難が必要な区域です。このような区域では、屋内に留まることにより直ちに命に危険がおよぶおそれがあるため、災害時は避難勧告などに従って安全な場所に速やかに避難してください。内水氾濫短期的な大雨により、河川の水位が急上昇することによって、下水道や水路から河川へ排水ができなくなり、水があふれだす現象を「内水氾濫」といいます。外水氾濫大雨によって河川を流れる水が大幅に増え、堤防から水があふれたり、堤防が決壊することにより水が流れ出す現象を「外水氾濫」といいます。早期の立退き避難が必要な区域家屋倒壊等氾濫想定区域氾濫流指定区域の種類発生する現象と避難行動河岸侵食家屋が水没するおそれのある区域堤防決壊などにより流速のはやい「氾濫流」が発生するおそれのある区域です。木造家屋は倒壊するおそれがあるため、早期の立退き避難が必要です。家屋が倒壊するような「河岸侵食」が発生するおそれがある区域です。地面が削られ家屋は建物ごと崩落するおそれがあるため、早期の立退き避難が必要です。最上階も水没するような浸水のおそれがある区域です。屋内に留まることにより命に危険がおよぶおそれがあるため、早期の立退き避難が必要です。

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