加古川市総合防災マップ
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水害時に役立つ情報・心得水害時に役立つ情報・心得水 害 編水 害 編21避難時の心得・注意点避難勧告や避難指示(緊急)が発令されたら、速やかに危険な場所から避難しましょう。過去の災害では、避難途中で災害に巻き込まれ犠牲になられた方もいます。情報と現状をもとに自らが判断し、早めの避難を心がけましょう。いろいろな避難の方法 避難とは難を避けること、つまり安全を確保することです。安全な場所にいる人は、避難場所に行く必要はありません。避難は、「浸水が始まる前」「自主判断」「徒歩」が大原則です積乱雲(雷雲)に注意しましょう立退き避難気象情報や防災情報をもとに、早めの避難を心がけましょう。避難場所だけでなく、安全な親戚・知人宅も避難先と考えられます。大気の状態が不安定なときには、積乱雲(雷雲)が発達して、急に強い雨が降ったり、雷や竜巻が発生しやすくなります。近年頻発している豪雨災害の原因とされる線状降水帯も、複数の発達した積乱雲の集合体が同じ場所を通過または停滞する気象現象です。●真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる●雷鳴が聞こえたり、雷光が見えたりする●ヒヤッとした冷たい風が吹き出す●大粒の雨や『ひょう』が降り出す❶すぐに水辺から離れる❷浸水した場所に注意する❸地下道は、特に注意する❶頑丈な建物の中へ避難する❷屋内でも窓や壁から離れる発達した積乱雲の近づく兆し急な大雨に注意雷に注意竜巻に注意❶雷鳴が聞こえたらすぐ避難する❷建物や自動車の中へ避難する❸木や電柱から4m以上離れ、姿勢を低くする45°4m以上離れる避難する場所地下道1階の窓のない部屋へ窓のある部屋ではカーテンを閉め、窓から離れる近隣の安全な場所への避難大雨や強風などにより、長距離の移動が危険をともなう場合には、避難場所にこだわらず、「近隣の安全な場所」へ避難しましょう。屋内の安全な場所への避難最低限の避難行動として、建物の2階以上や、斜面とは反対側の部屋に移動して、安全を確保しましょう。水平方向の広がりは数kmから十数km程度高さ十数kmに達する雷ひょう急な大雨竜巻などの激しい突風積乱雲逃げ遅れたら逃げ遅れたら

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