広報かこがわ11月号
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940件。これは昨年度の市内の養護・虐待通告件数です。通告経路の内訳は、学校、警察、児童相談所、隣人・知人などが挙げられます。一方、児童虐待の多くは「家庭内」で起きることが多く、発見されにくいという問題を抱えています。虐待を受けた子どもが出す心や体のサインを、社会全体が見逃さないという意識を持つことが大切です。虐待があったかどうかの判断は通告を受けた後に専門機関が慎重に行います。実際に虐待が起こっていなくても、子育ての難しさや悩みを抱えた親子からSOSが出ている可能性もあります。「あの子、大丈夫かな?」「この子、もしかして虐待されている?」と感じたら専門機関に連絡を。子どもたちの異変に気付き、相談や通告をすることが支援の一歩につながります。あなたの勇気が解決の一歩に特集❷もしかして、児童虐待?「いつもと違う」と気付いたら※養護…保護者が家出、死亡、入院などで児童を養育できなくなった状態。性的虐待身体的虐待173ネグレクト196その他保育園52隣人・知人60家族・親戚61市町村99児童相談所1104養護・虐待種別令和3年度市内の通告件数(940件)経路別通告件数(940件)この記事に関連したSDGs項目養護84心理的虐待48390学校238警察230令和4年11月号8ある日、ちらっと見えてしまった子どものスマートフォンの画面。「この子の友達って、もしかして……」異変に気付いたとき私たちはどうしたら良いでしょうか。

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