広報かこがわ9月号
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    7するための動きが本格始動。コンサル今年いよいよ「まちづくり」を実現タントのアドバイスを受けながら芝桜や桜の木を植えた。今後は、ホタルやカブトムシがすみ続けられるように、ため池と里山が一体となった自然公園を作り、美しい自然を守る。交流の場としてグラウンドゴルフができるように公園を整備したいなど、みんなの気持ちはひとつだ。 「市の制度を活用し、市職員・コンサルタントの方が応援してくれたからここまでこられた。もみじや芝も植えたいし、遊歩道も整備したい。夢は始まったばかりです」。加古川北防災ふれあいセンター前の土地は、市の所有地で空き地のまま何年も経過していた。国包地区まちづくり協議会会長の稲岡昇太さんは「いつまでこの状態が続くのかと心配していた。誰かが動き出さないといけないという気持ちで市に相談した」と話す。それを受け、市は「田園まちづくり制度を活用し、住宅と公園が整備できるよう一緒に取り組んでみませんか」とモデル事業を提案。制度を活用し、遊休地を有効利用して、誰でも住めるようにしていくことを国包地区のみんなで考えていくことになった。「まちが活性化していく起爆剤になれば」と稲岡さん。 「地区外の人が入ってくることに抵抗感はない。人が増え、住み続けられるまちにしたい」という思いはみんなが持っている。緑が多く、駅にも近い。「可能性の多いまちだと思っている」と稲岡さん。都会に近く生活の利便性もある程度確保され、自然豊かな環境の中で子育てや趣味が楽しめる田舎暮らしが両立できるエリア、いわゆる「トカイナカ」での生活ができる地区である。「このモデル事業がきっかけとなり、市と話し合いながら、まちが変化していく道筋を作りたい」と笑顔で語ってくれた。くにかね夢はまだ始まったばかりモデル事業としてまちが動き出した可能性の多いまち国包令和4年9月号子どもたちも桜の植樹に参加みんなで「夢マップ」作成国包地区 稲岡昇太会長問い合わせ/まちづくり指導課☎427・9418case02八幡地区国包「豊かな自然、農業、ふれあいのある暮らし住み続けたいまち 大沢」を目指して

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