広報かこがわ4月号
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国際交流員オーヤン・シン(愛称/シンディ)さんNicemetoe yout安心して暮らせるまちにボランティアから広がる交流皆さんこんにちは。私は昨年11月から、国際交流協会でイベントの補助や、書類・手紙の翻訳をしています。1月に発行された「わがまち加古川70選」の英訳もしているんですよ。訳しながら市の名所を知ることができたので、先日は称名寺に行ってみました。日本語が読めない人にも知ってもらえたらうれしいです。「多文化共生」とは、すべての国籍!    i  9の人が、互いを尊重しながら地域をつくっていくという考え方。そのためには、相手を知ることが次の一歩につながります。協会が開催する「イングリッシュカフェ」や「にほんごカフェ」は、カフェでおしゃべりするように気軽に会話を楽しめるイベントです。話しながら互いの国や文化について理解を深めることができるので、英語を話したい人や外国のことが知りたい人はぜひ参加してください。今後は地域や学校へ出掛け、「多文化共生」について学ぶ機会をつくったり、レベルごとに英会話教室を開いたりしてみたいです。皆さんに会えるのを楽しみにしています。国際交流協会では、市と協力して外国から来た人が暮らしやすいよう聞き取りを行いながら取り組みを行っています。災害時の対策としては、市総合防災マップや避難所の掲示物、対話用の指差しボードなどを多言語で作成して、避難所へ配置したり、外国人のための防災セミナーを開催したりと、工夫をしています。今後は外国人の定住化が進み、家族単位での移住も増えていくことが予想されます。児童生徒に対し、就学案内の多言語化など学校の教育環境の支援を進めています。協会のさまざまな活動は、ボランティアの皆さんに支えられています。日本語指導・ホームステイ受け入れ・翻訳のボランティアがあり、登録数は全国でも突出して多く、皆さん意欲的に活動しています。日本語指導ボランティアでは、そこから交流が広がったり、相談を受けたりと、幅広い活動にもつながっています。活動に興味のある人はぜひ協会に連絡してください。nterview多文化共生に向けた一歩へ▲ 「イングリッシュカフェ」でニュージーランドを紹介するシンディさん▲ 「にほんごカフェ」でいろはかるたに挑戦イベントや講座のお知らせはこちらから▼多言語化した 市総合防災マップ (写真は英語版)▲ 外国人のための防災セミナー協会協会ホームページFacebook協会Twitter令和4年4月号問い合わせ/国際交流協会☎425・1166

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