広報かこがわ3月号
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組子の形はさまざまヘぇ職人が技を競い合い発展華麗で繊細な伝統発祥は江戸時代中期といわれていて、加古川は物資運搬の重要な水路でした。上荘町国包地区は酒米を運ぶ高瀬舟の寄港地であり、北播磨から運ばれる木材の集積地としても栄え、集まった木材を加工する産業が生まれ発展したとされています。国包建具は緻密な細工を施したデザインが特徴。中でも「組子」という技術は、釘を使わずに大小さまざまな長さの木材を複雑に組み合わせて模様を描くもので、職人の技が光ります。くみこ5令和4年3月号こんなところにもくにかね高橋建具製作所の干網障子国包公会堂に納まる書院障子アリオ加古川1階通路の天井加古川観光大使委嘱状のオリジナル額縁「国包建具」豆知識色は木の地色のみ。 木の色はさまざまで紫や金もあるそう建具のデザインは 職人にお任せが一般的組子の製作は1カ所から徐々に広げていく。 パズルのようでパズルでない!?市内で建築中のマンションエントランスにも建具をモチーフとしたデザインウォールを採用国包建具

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