広報かこがわ12月号
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令和3年12月号5 三人目の子を入園させたいと思い市のホームページを見ていたところ、予約システムを知りました。予約は簡単にでき、相談時間の直前に到着するとすぐに相談できました。出発までは家事をしたり子どもの相手をしたりと時間を有効に使え、便利だなと思いました。 入園資料を取りに市役所に行ったとき、相談窓口と予約システムについて教えてもらいました。時間が選べ、所要時間のめどが立つので、子どもを預けて来ても良さそうですね。ICTでどう変わるか事例を見てみましょうBeforeICTで予約!予約方式にした結果… 幼児保育課では、毎年10月に新年度の入園相談会を行っています。昨年までは待ち時間や相談時間が長く、混雑する時間帯もあることが課題だったため、ICTを活用した「予約方式」を採用しました。予約システムは職員自らが構築し、相談者の来庁時間分散と事前の情報収集が可能に。相談者は好きな時間にスマートフォンやパソコンで予約ができるようになりました。着いてから順番札を取るため、待ち時間が分からない子どもと一緒に来る人が多く、混雑する時間帯がある待っている間に子どもが退屈してしまういつどこからでも相談時間の予約が取れる予約時に情報を入力することで相談がスムーズに始められる来庁者が分散され混雑が回避される 市では、行政データを分析し、市民視点で課題解決に取り組む「データアカデミー」という研修を行っています。幼児保育課では、相談窓口での混雑に焦点を当て、業務全体を見直す中で「予約方式」の実施につながりました。相談者情報が事前に把握できるようになったため相談時間の短縮につながり、一方で必要な人にじっくりと向き合う時間も作り出せるようになりました。政策企画課十時 崇充 主事 初日は不具合や混雑が起きないか心配でしたが、実際は相談者の来庁時間が分散され相談がスムーズに進みました。また予約相談者の分散により、予約せずに来られた人の待ち時間も減り、全体の混雑が解消されました。市民サービスの向上が実感できたので、また新しい課題に取り組んでいきたいです。幼児保育課城島 一将 事務員After

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