広報かこがわ11月号
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自分らしく生きていくうえで、大切にしていることや、どのような医療や介護を望んでいるかなど前もって考え、家族や関わりの深い人たちと話し合う。それが「人生会議」(ACP:Advance Care Planning)です。アドバンス    ケア   プランニング家族で話そうのこと自分らしく生きるために アンケート結果から、人生会議の認知度はかなり低いことが分かります。また「人生会議を行う適切な年齢」では、高齢者が実施するものと思っている人が多いようですが、人生会議に年齢は関係ありません。 人生会議は「みとり」などの最期の時を考えることだけでなく、どのような状態であっても自分の人生を豊かにし、どう人生をつくり上げていくのかを考える方法の一つです。そのために家族や信頼する人たちへ、あなたの希望や思い、どのような人生を送りたいかなどを伝え、共有することが大切です。毎年の記念日やイベントなど、家族が顔を合わせたときに話し合ってみるのもいいかもしれません。一緒に「人生会議」について考えてみませんか。出典「加古川市 高齢社会と介護保険に関するアンケート(2020年実施)」 (回答数:1,746人)人生会議の認知度よく知っている3.1%聞いたことはあるがよく知らない23.4%知らない70.4%無回答3.0%人生の最期について家族と話し合っているか全く話し合ったことがない51.1%一応話し合ったことがある39.2%くわしく話し合っている3.3%くわしく話し合い、意思表示の書面を作成している2.5%無回答4.0%人生会議を行う適切な年齢70歳以上29.6%60~69歳7.3%40~59歳1.2%20歳未満0.0%20~39歳0.1%無回答5.7%年齢は関係ない37.2%その他0.4%わからない18.4%特集1最期は自宅で家族と一緒に過ごしたい老後はあちこち旅行したいしっかり者と思われているけど、ホントはのんびりしたい令和3年11月号4

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