広報かこがわ7月号
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立ち直りを支える施設市内にある4つの矯正施設では、社会復帰の支援として、地域や関係機関と連携したさまざまな取り組みを進めています。受刑者の再犯防止と社会復帰のため、刑務作業(家具やマスクなどの製作)のほかに交通安全指導など各犯罪に対応した改善指導や就労支援なども行っています。また、車いすの清掃など社会貢献作業にも取り組んでいます。受刑者が必要な教育などを受けながら知識や順応性を養い、社会生活に適応できるよう支援しています。加古川刑務所1後藤 孝司所長受刑者の性格、特徴に応じたプログラムにより更生と再犯防止に努めています。地域に支えられている施設として、育てた野菜を福祉施設へ寄贈したり、近隣の清掃を行ったりしています。受刑者が自己の犯罪と問題点に向き合い、再犯防止の決意をもって社会復帰できるように支援しています。播磨社会復帰促進センター2藤原 克則センター長伝統である農園芸実習では、野菜や花を育てることで勤労意欲や態度を養い、豊かな人間性を育んでいます。育てた野菜は市内の子ども食堂へ提供しています。支えられるだけでなく、「地域貢献」をキーワードに地域の方々からアイデアを頂きながら、地域との共生に取り組みます。加古川学園(少年院)3光岡 浩昌院長再非行を防ぐため、規則正しい生活の中で、自身の問題点の改善に取り組ませる矯正教育を推進しており、特別支援学校などのプール清掃や除草作業といった社会貢献活動なども行っています。地域の皆さんのご理解があるからこそできる教育ですので、引き続き地域社会に貢献しながら、在院者の指導・支援に取り組みます。播磨学園(少年院)4兼平 優院長令和2年7月号4

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