広報かこがわ7月号
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以上を占めています。 安心して暮らせるようにするためには、犯罪の未然防止や被害者の支援に加えて、立ち直ろうとする人を支え、犯罪や非行の繰り返しを防ぐ「再犯防止」の取り組みが重要です。未来につながる、支えあいのまちへ 犯罪や非行から立ち直ろうとする人が、地域で孤立し、必要な支援を受けられなかったことで、再び罪を犯してしまうことがあります。 そのため、刑務所などの矯正施設の取り組みはもちろん、立ち直ろうと努力している人への理解を深め、地域の一員として受け入れ、必要な支援をしていくことが重要です。 市は、計画を策定するなど、犯罪や非行から立ち直ろうとする人を含めて、誰もが住み慣れた地域で、心豊かに安心して暮らし続けることができるまちを目指しています。未来につながる 支えあいのまち 加古川~今一度 みんなでつなぎ育てる 地域づくり~ま ち今年3月に策定しました。基本理念の下、5つの方針を定めて再犯防止に取り組みます。安全・安心なまちづくりの推進犯罪が起きにくい地域づくりを進めますさまざまな支援の充実関係機関・団体などとの連携強化一人一人の状況に応じて就労や住居、福祉サービスなどの支援をします矯正施設や民間協力者などと連携協力できる仕組みづくりを推進します子どもの健全育成を支える仕組みづくり広報・啓発活動の推進非行を生まないために家庭・学校・地域が連携して子どもたちの学びや成長を支えます立ち直ろうとする人を地域で受け入れる土壌を育みます加古川市再犯防止推進計画基本理念保護司会犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支えるボランティア。地域をよく知るという特性を生かして犯罪予防活動に取り組んでいます。見守りカメラ市内全28小学校区に1,475台を設置。全国最多の保有台数を誇り、犯罪の防止、事件などの早期発見、市民生活の安全を守ります。就労支援市内で行われるハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)を紹介するなど、対象者に必要なスキルや知識の習得を支援します。7月は“社会を明るくする運動”の強調月間・再犯防止啓発月間ですすべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人の更生について理解を深め、犯罪と非行のない明るい地域社会を築くことを目的とし、今年で70回目を迎える運動です。犯罪や非行から立ち直ろうとする人に、あなたなら何ができるかを考え、できることから始めてみませんか。12345※計画は市ホームページ、高齢者・地域福祉課で確認できます。令和2年7月号3

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