広報かこがわ4月号
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問い合わせ/育児保健課☎427・9217 最初の治療で妊娠しなければ次のステップへと段階的に進めていきます。不妊治療の主な種類とステップ 不妊治療には保険適用外のものもあり、1周期の治療に数十万円かかることもあります。経済的な負担を軽減するため、市は平成28年度から治療費を助成しています。今年4月からは所得要件の撤廃や、検査のみの場合でも助成対象とするなど、検査も治療もさらに受けやすくなりました。 最近は「不妊治療」という言葉が身近になってきましたが、治療内容や受診すべきタイミングなど詳細が分からず不安を持たれる人も多いと思います。実は4組に1組が初期段階の「タイミング法」という、最も体に負担の少ない方法で子どもを授かっていますので、身構える必要はありません。 また、妊娠を考える場合、不妊の原因となるような病気や要因がないか自分の体の状態を知っておくことがとても大切です。生理不順の人や過去に女性特有の疾患にかかったことがある人は、なるべく早めに治療を受けることで効果が上がります。将来の人生プランを考えながら、早い段階で検査だけでも受けておくことをお勧めします。まずは夫婦一緒に産婦人科に相談してください。助成制度が利用しやすくなりますまずは気軽に相談を一般不妊治療タイミング法、人工授精など1年当たり上限5万円助成額特定不妊治療体外受精、顕微授精1周期当たり上限10万円助成額※いずれも43歳になるまで。※妻が43歳になるまで申請可(1年当たり申請は1回)。※県の助成制度と併用できます。初めて助成を受けた時の妻の年齢が[40歳未満の場合]通算6周期、[40歳以上の場合]通算3周期 助成回数治療費45万円-市の助成額10万円-県の助成額30万円=5万円助成制度を活用して負担を軽く※県の助成制度には所得要件があります。また、治療内容や回数により助成額は異なります。市と県の助成制度を併用すれば自己負担は5万円で済みます。特定不妊治療1周期に45万円かかった場合タイミング法排卵日を予測してその前後に夫婦生活を持つ人工授精細いチューブを用いて精子を子宮に注入し、自然な受精を待つ体外受精顕微授精精子と卵子を体外で受精させ、受精卵を子宮に戻す1周期当たり2万~3万円1周期当たり1万円程度保険適用親愛レディースクリニック 藤井 良造院長1周期当たり30万~70万円一般不妊治療特定不妊治療専門医からのメッセージくわしくは市ホームページを確認してください。夫婦そろって検査を受けると、初回のみ助成額に1万円を加算NEW令和2年4月号7

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