広報かこがわ4月号
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地元のええトコ発見!地かこがわ自慢かがやく かこがわっ子編集・発行/加古川市企画部政策企画課(毎月1日発行)TEL/079・421・2000(代表)広報かこがわ令和2年4月号園内には、縄文時代中期から後期にかけて造られた市内最古の住居跡や、古墳時代中期の宮山大塚古墳などの古代遺跡が集まっています。隠れた桜の名所で、子どもが遊べる広場もあります。宮山農村公園●ところ/八幡町上西条 ●問い合わせ/観光振興課 ☎424・2190▲トロフィーと賞状を手に誇らしげにポーズ玉たまがき垣麗うららさん(川西小学校4年生)小よく大を制す第7回全日本ジュニアチャンピオンシップ小学3年生女子第3位「優勝はできなかったけれど、自分らしく戦えたことがうれしかったです」1分30秒の試合で、一本や技ありの数で勝敗を競う空手の選手権大会。選抜大会を勝ち抜き、1月に初出場した全国大会で見事3位に輝きました。玉垣さんが空手を始めたのは5歳の時。保育園の友人に誘われ、道場に通うようになりました。週2回2時間の稽古を続けるうち、技術はめきめきと上達。わずか4年で全国への切符を手にしました。全国大会では危なげなく勝ち進むも、準決勝で惜しくも判定負け。気持ちを切り替え、「絶対に勝つ」と自分を奮い立たせて臨んだ3位決定戦の相手は、体格が一回りも大きい選手でした。しかし、小柄な玉垣さんは不利を跳ね返し、持ち前のスピードとテクニックで相手を翻ほんろう弄。2度の延長戦の末に勝利をつかみました。得意技は、相手が前に出てくる動きに合わせて放つ「上段横蹴り」。大柄な選手に対抗するために習得したカウンター攻撃です。日頃の稽古では、切れのある力強い蹴りに磨きをかけるため、ミットを使った練習やフォームづくりを欠かしません。また、体格差のある相手との試合を想定し、男子との組手稽古でパワーアップを図ります。試合前には壇上で輝くトロフィーを見て、試合に勝った瞬間を思い浮かべるという玉垣さん。「どんな選手が相手でも勝てるよう、もっと練習を積み重ねていきたい。来年は全国大会で優勝してみせます」小よく大を制し、頂点に立つ日はそう遠くありません。32

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