広報かこがわ2月号
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地元のええトコ発見!地かこがわ自慢かがやく かこがわっ子編集・発行/加古川市企画部政策企画課(毎月1日発行)TEL/079・421・2000(代表)広報かこがわ令和2年2月号平安時代に築造された市内最大級のため池で、農林水産省の「ため池百選」にも選ばれています。秋から冬にかけてはカモやガンなどさまざまな渡り鳥が飛来します。遊歩道や池を一望する展望デッキが設けられており、豊かな自然と触れ合える憩いの場となっています。寺田池●ところ/平岡町新在家●問い合わせ/観光振興課 ☎424・2190一望する展望デッキが設けられており、豊かな一望する展望デッキが設けられており、豊かな▲県知事賞に輝いた作品長ながはま濱誠まさや也さん(神吉中学校3年生)絵を通じて自然の魅力を伝えたい水辺を美しくする運動啓発ポスターコンクール兵庫県知事賞「たくさんの生き物が暮らす水辺をみんなで美しく保っていきたいと思って描きました」海や川、ため池などの水辺空間の大切さを再確認し、守り育んでいくことを目的に、東・北播磨の小・中学生を対象に開催されているコンクール。1894点の応募作品の中から、最上位の兵庫県知事賞を受賞しました。幼い頃から工作や絵を描くことが好きだった長濱さん。小学5年生から市内の絵画教室に通い始め、デッサンや水彩画など、さまざまな画法に挑戦しながら画力を磨いてきました。「森林や水辺など自然の風景をよく描きます。写真では表しきれない、立体感や距離感を表現できるところに絵ならではの魅力を感じます」と話します。今回の受賞作品で特にこだわったのは、水鳥が餌の小魚を捕らえ、勢いよく飛び立つ一瞬のきらめき。青色に濃淡をつけることで奥行き感を出し、水しぶきや波紋は筆遣いに気を付けながら丁寧に仕上げました。また、水鳥に水辺の情景を映すことで、鳥だけに関心を向けずに、水の美しさや自然と生き物が共存し調和する様子を表しました。「自分が感じた美しさを表現するのは難しく、時間もかかりますが、思い描いた通りに仕上げられた時は大きな達成感を得られます。これからも絵を通じて自然の美しさや魅力を伝えたいです」と、笑みを浮かべる長濱さん。心に映る景色を真っ白なキャンバスに鮮やかに描きます。28

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