広報かこがわ1月号
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地元のええトコ発見!地かこがわ自慢かがやく かこがわっ子編集・発行/加古川市企画部政策企画課(毎月1日発行)TEL/079・421・2000(代表)広報 かこがわ令和2年1月号兵庫県産但馬牛の血統を持つ黒毛和種のうち、市内の農家が加古川の水と空気で大切に育てた地域のブランド牛。上等な霜降りと優れた肉質は世界的に注目を集めています。ステーキやすき焼きに最適です。加古川和牛●問い合わせ/農林水産課 ☎427・9226▲枝を見つめながらイメージを膨らませます島しまだ田 莉りさ沙さん(陵北小学校1年生) きをうえて 100ねんさきの もりづくり令和元年度緑化作品コンクール(緑化標語)小学校の部1席自分の手で初めてまいた朝顔の種。土から顔を出したかわいい芽は、毎日水をやるうちにぐんぐんとつるを伸ばし、次々に花を咲かせました。成長していく姿に心躍らせた島田さん。その時の驚きや喜びが緑化標語を作るきっかけになりました。緑豊かな国土づくりを啓発する緑化作品コンクール。県内の小学生が応募した657編の中で1席に輝きました。大事にしたのは自分の言葉で伝えること。森が近くになく木に触れる機会が少なかった島田さんでしたが、標語作りを通して木に親しむようになりました。「木は空気をきれいにしてくれるよ」。6年生の兄、凌志さんは樹齢千年の屋久杉の写真を見せて教えてくれました。木には年の数だけ「年輪」があることも知りました。木を見かけると、太さや高さで年齢を当てっこし家族で盛り上がったことも。「大きな木がたくさんあって、リスやクマが仲良く暮らしているよ。果物がなったら家族で食べたいなあ」と島田さんの中で森のイメージがどんどん膨らんでいきました。小さな朝顔の種が大きく成長していったように、小さな苗木が集まりやがて森になっていく様子を表した作品です。日常の中で感じたことや気付いたことから生まれた言葉は、読み手の心を動かしました。最近は、和菓子の練り切りに夢中だという島田さん。季節を感じる細かな装飾や彩りに魅了され、「和菓子職人になりたい」と声を弾ませます。新しい世界を広げながら、興味のアンテナは未来に向かって力いっぱい伸びていきます。32

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