広報かこがわ1月号
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ツバルの選手は合宿中、市内の子どもたちと交流しました市長 皆さん、新年が幕を開けました。今年はいよいよ東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されます。日本代表選手の活躍を楽しみにされている人も多いのではないでしょうか。また、加古川市にとっては市制70周年を迎える記念すべき年でもあります。議長 本当に楽しみです。昭和39年、高校1年生の時に前回の東京オリンピックを見て、とても興奮したことを覚えています。市制70周年と同じ年に開催されるのはまたとない機会。オリンピック・パラリンピック関連事業と合わせてムードを高めていきたいです。市長 加古川市は、オリンピックではツバルのホストタウンになっています。昨年はツバルの陸上競技選手が市内で1年前合宿を行いました。選手と交流した子どもたちにとって、ツバルという国や練習環境を知ることができ、良い経験になったのではないでしょうか。加茂 私たち加古川西高校はツバルの選手と練習する機会がありました。初めは言葉が通じず緊張しましたが、練習を通してすぐに打ち解けることができました。小林 私も交流イベントに参加し、ツバルの選手と子どもたちが一緒に練習するうち、だんだん親しくなっていく様子を見ました。言葉が通じなくてもつながることができる、改めてスポーツの大きな力を感じました。長嶋 僕はツバルの選手に会えませんでしたが、加古川市がホストタウンということを知り、ツバルの選手のレースがとても楽しみになりました。頑張ってほしいです。議長 ツバルは地球温暖化に伴う海面上昇の問題に直面している国です。ホストタウンの取り組みと同時に、市内の学校の皆さんには環境問題を広く考える機会になればと思います。市長 パラリンピックでもブラジルのホストタウンになっていますので、市内の障がい者スポーツの盛り上がりにも期待しています。三上 そうですね。私は加古川市のスポーツ推進委員もしており、障がい者スポーツの普及に努めています。昨年8月に開催された障がい者スポーツのイベント「かこパラスポーツ王国」には、市スポーツ推進委員会としても協力し、多くの人が卓球バレーなど7種目の障がい者スポーツを体験しました。委員会では4月にパラスポーツ部会を立ち上げ、この日のための研修を重ねてきましたので、参加された皆さんの笑顔を見て、今後もぜひ継続してほしいと思いました。長嶋 障がい者スポーツについては教科書で学んだことがあります。実際に観戦するのが楽しみですし、機会があれば体験もしたいです。加茂 障がい者スポーツは、オリンピック競技にはない面白さがあるので多くの人に体験してほしいです。小林 障がい者スポーツの選手は障がいがあることを感じさせない素晴らしい能力で躍動されるので驚かされます。東京パラリンピックでの活躍が楽しみです。市制70周年とオリンピック・パラリンピックの開催誰もが楽しめる障がい者スポーツブラジル(パラバレーボール)、ツバル(陸上競技)との調印式の様子令和2年1月号3

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