広報かこがわ10月号
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特集2男性の家事・育児への参画を促す一環として国が進めている「“おとう飯”始めよう」キャンペーン。市でも、男性向け料理教室の開催やホームページでのレシピ公開などを通して、加古川流のおとう飯を推進しています。「おとう飯」で家族みんなを笑顔にはんこれまで料理をしていない、料理をしたことはあるものの作ることをやめてしまったという男性の家事参画への第一歩として、簡単で手間を掛けず、多少見た目が悪くてもおいしい料理を「おとう飯」と呼びます。「おとう飯」とは数字で見る男性の家事・育児への参画総務省の「社会生活基本調査」(平成28年)によると、日本の子育て期にある男性の1日当たりの家事・育児関連時間は1時間23分で、欧米各国と比較して2時間ほど短いです。女性の年齢階級別労働力率は、スウェーデンやフランスなどでは25~60歳がほぼ横ばいで推移しているのに対し、日本では結婚や出産を背景に30~40歳代がその前後の年代よりも低いという調査結果が出ています。男性の家事・育児時間が長いほど女性が仕事を継続しやすくなると考えられます。女性が働きやすい環境を整えるため、男性の家事・育児への参画を進めていきましょう。子育て期にある男性の家事・育児関連時間内閣府男女共同参画局発行「平成30年版データ ひとりひとりが幸せな社会のために」より■家事・育児関連時間■うち育児の時間日本米国英国フランスドイツスウェーデンノルウェー政府目標は令和2年までに2:300(時間)1234561:230:490:493:101:202:461:002:300:403:000:593:211:073:121:13令和元年10月号6

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