広報かこがわ9月号
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 地域包括支援センターは、地域の「総合相談窓口」として介護や福祉の側面から認知症の人と家族を支援しています。家族と打ち合わせの上、自宅に訪問し本人の状態や意向を尊重しながら、必要に応じて医療機関や地域コミュニティーへの橋渡しをします。 毎月400件以上の相談が寄せられます。最近は高齢者世帯や家族と離れて暮らす単身世帯が多く、久々に帰省すると父母の様子がいつもと違うといった異変を感じ取り、相談に来られる人もいます。「物忘れがひどくなったな」「最近元気がないな」など心配になったときは家庭で抱え込まずに、まずは気軽に相談してください。一般向け講座【日時】10月21日㈪午後1時30分〜3時【場所】別府公民館 【定員】30人 【申し込み・問い合わせ】地域包括支援センターかこがわ南あなたを支える人と場所地域で支える高齢者が暮らしやすいまちに地域包括支援センターのぐちセンター長川口 智也さん地域包括支援センター地域の高齢者のための総合相談窓口で市内6カ所にあります。保健師や看護師、社会福祉士、主任ケアマネジャーが専門性を生かしながら相互連携し、介護・介護予防サービス、保健福祉サービス、日常生活支援の相談などに応じます。地域包括支援センター相談窓口担当地区電話番号センター名かこがわのぐちひらおかかこがわ南429・6510426・8218451・0405435・4468加古川町野口町平岡町尾上町、別府町神野町、新神野、西条山手、山手、八幡町、平荘町、上荘町東神吉町、西神吉町、米田町、志方町430・5560かこがわ西かこがわ北452・2097 皆さん、オレンジリングをご存じですか。オレンジリングは認知症について正しい知識を持ち、認知症の人や家族を温かく見守る「認知症サポーター」の目印です。認知症になっても安心して暮らせるまちを目指し、平成17年から始まった取り組みで、これまでに市内では約2万6000人が受講しています。 認知症は誰もが発症しうる病気です。身近に認知症の人がいたら、偏見や誤解を持って見るのではなく、認知症である前に一人の人として接することがとても大切です。養成講座では専門の研修を修了した「キャラバン・メイト」から、認知症の症状や認知症の人への接し方などを学べます。今の時代、誰もが認知症になる可能性があります。ぜひ受講し、みんなが生きやすい社会づくりを目指しませんか。支える人になる支援の輪を広げたいキャラバン・メイト坂本 明さん認知症サポーター養成講座認知症の人や家族を温かく見守り支援する「認知症サポーター」を養成。受講者にはサポーターの証であるオレンジリングを配布します。企業や学校などへ出前講座(受講生10人以上)を行うほか、一般向けの講座も年2回開いています。出前講座の申し込みについては市ホームページを確認してください。問い合わせ/高齢者・地域福祉課☎427・9174平岡東小学校での出前講座令和元年9月号5

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