広報かこがわ9月号
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地元のええトコ発見!地かこがわ自慢かがやく かこがわっ子編集・発行/加古川市企画部政策企画課(毎月1日発行)TEL/079・421・2000(代表)広報 かこがわ令和元年9月号日岡御陵日岡山の頂にある前方後円墳。景行天皇の后きさきで、古代史の伝説的英雄「ヤマトタケル」の生母といわれている「イナビノオオイラツメ」の陵墓です。山頂からは市内を見渡すことができます。●ところ/加古川町大野 ●問い合わせ/観光振興課 ☎424・2190▲ダイナミックなグライド投法押おしべ部 唯ゆあ愛さん(別府中学校3年生) もっと遠くへ!全日本中学校陸上競技選手権大会共通女子砲丸投 出場「私、全中行くから!」。陸上部に入りたての頃、帰り道で同級生に何気なく語った夢が、この夏成就しました。6月に開催された全日本中学校通信陸上競技兵庫県大会。危なげなく予選を突破し、迎えた決勝戦の2投目。押部さんの前に投げたのは、他校のライバルでした。その選手が暫定トップの記録をたたき出したのを見て、「絶対に負けられない」と気持ちに火が付いたといいます。思いを込めて投げた砲丸は大きな弧を描き、ライバルの着地点の先へ。見事1位に輝き、全国大会(全中)への切符を手にしました。押部さんの投げ方は「グライド投法」といって、投げる方向に向かって勢いよくステップし、その推進力で飛距離を延ばします。「素早く跳んで、強く投げることが重要で、県大会でもそれを意識しました。軌道がもう少し低ければ自己ベストを超えたかもしれません」と反省しつつも、悲願の全国大会出場がかない満面に笑みを浮かべます。練習では、走り込みによって安定した投てきの基礎となる足腰をつくり、大きくて重いメディシンボールを壁に向かって投げることで筋力を鍛えます。部員同士でフォームを確認し合うことも怠りません。「他校の選手とアドバイスし合うこともあり、お互いに切せっさたくま磋琢磨できることが楽しいです」次の目標は、8月の全国大会で表彰台に上がること。県大会で果たせなかった自己ベストの更新を狙いたいと意気込みます。「もっと遠くへ!」全国への思いを乗せ、今日も砲丸を放ちます。32

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