セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモに注意してください

更新日:2021年08月04日

目撃情報が増加しています

セアカゴケグモの発見事例が市内で増加しています。例年6~10月に多く確認されており、発見場所としては墓石や排水溝が特に多いようです。清掃の際は軍手を着用するなど十分注意してください。

確認状況

セアカゴケグモは、もともとは日本にはいないクモでしたが、平成7年に大阪府で発見されました。それ以来、多くの場所で発見されており、加古川市でも生息が確認されています。

また、セアカゴケグモの他にも、仲間のハイイロゴケグモが横浜市をはじめ、数箇所で発見されています。

セアカゴケグモもハイイロゴケグモも攻撃性のないおとなしいクモで、牙も短いため、素手で捕まえようとしたり、うっかり触ってしまわない限り、咬まれることはありません。

ゴケグモの特徴 毒をもっているのは雌だけです。

セアカゴケグモ

成熟した雌の体長は、約0.7~1センチメートル。全体が光沢のある黒色で、腹部の背面に目立った赤い帯状の模様があります。

コンクリート製の道の端にいるセアカゴケグモの写真

ハイイロゴケグモ

成熟した雌の体長は、約0.7~1センチメートル。ハイイロゴケグモの色彩はさまざまで、腹部背面が真黒のもの、茶色や灰色を基調として斑紋を有するものなど変異が多いです。

白地の上に並んだ2匹のサイズの異なるハイイロゴケグモの写真

出展:環境省ホームページ

駆除するには

家庭用殺虫剤を用いるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の方法があります。

卵には殺虫剤の効果は薄くなりますので、靴等でつぶしてください。

(注意)加古川市では、駆除は行なっていません。

留意事項

素手で触らない

ゴケグモを発見しても、素手で触ったり捕まえたりしないようにしてください。
溝などを掃除するときは、軍手を使用するなど、咬まれないように注意してください。屋外に置いているサンダル等を履くとき、洗濯物を取り込むときも、よく確認してください。

万一咬まれてしまったら

咬まれた箇所をすぐに水で洗い流し、できるだけ早く医療機関(皮膚科)で治療を受けてください。痛みや腫れ・赤くなるなどの症状のほか、まれに全身がだるくなったりすることがあります。

(可能であれば咬んだクモを殺して持参すると、より適切な治療につながります)

参考

環境省外来生物対策室作成パンフレット

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:環境保全課 環境衛生係(新館7階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9199
ファックス番号:079-422-9569
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