「加古川市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました!

更新日:2022年03月04日

加古川市ゼロカーボンシティ宣言について

 世界各地で地球温暖化による気候変動が危惧されております。このような中、本市の未来の環境を持続可能に発展させ、次世代に守り継ぐために、2050年二酸化炭素実質排出ゼロ、環境先進都市を目指して、2月22日に「加古川市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。

加古川市ゼロカーボンシティ宣言の全文

 世界各地で地球温暖化による気候変動が危惧される中、国連気候変動枠組条約第26 回締約国会議(COP26)において、世界の平均気温の上昇を産業革命前から1.5℃に抑える努力を追求することについて合意がなされ、世界的に脱炭素社会への取組が急務となっています。
 国においても2030 年度には温室効果ガスの排出46%削減(2013 年度比)を目指すこと、さらに50%の高みに向けて挑戦することを表明しました。
 本市としても令和3(2021)年6月に「加古川市気候非常事態宣言」を表明し、地域の脱炭素社会を目指した取組を進めてきましたが、さらに二酸化炭素の排出量を抑制する取組を強力に推し進める必要があります。
 本市の未来の環境を持続可能に発展させ、次世代に守り継ぐために、2050 年二酸化炭素実質排出ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言し、環境先進都市を目指した取組を進めてまいります。


   令和4(2022)年2月22日         加古川市長  岡田 康裕 

 

加古川市ゼロカーボンシティ宣言の全文
環境大臣メッセージ

兵庫県加古川市長  岡田 康裕 殿


 貴市におかれましては、この度、地方公共団体として2050 年の温室効果ガスの排出量実質ゼロ(ゼロカーボンシティ)を目指すことを表明されました。
 今回の貴市の表明をもちまして、ゼロカーボンシティは国内で598 地方公共団体となりました。我が国としての2050 年カーボンニュートラルの実現に向け、大変心強く感じております。
 近年、国内各地で大規模な災害が多発しているところですが、地球温暖化の進行に伴い、今後、気象災害の更なる頻発化・激甚化などが予測されております。こうした私たちの生存基盤を揺るがす「気候危機」とも言われている気候変動問題に対処するため、2050 年カーボンニュートラルの実現を目指す必要があります。
 現在、政府としては、2050 年カーボンニュートラルや2030 年度46 パーセント排出削減目標の達成に向け、再生可能エネルギーの最大限の導入などを掲げ、我が国の成長戦略の柱の一つとしているところです。
 環境省としても、脱炭素社会、循環経済、分散型社会への3つの移行を推進し、今までの延長線上ではない、社会全体の行動変容を図ってまいります。
 2050 年カーボンニュートラルの実現に向けては、今後30 年間のうち、とりわけこの5年間、10 年間が重要です。このため、地域脱炭素ロードマップに基づき、脱炭素先行地域づくりや、脱炭素の基盤となる重点対策の全国実施を進めていく必要があります。貴市及び他のゼロカーボンシティと連携しながら、地域脱炭素の更なる具体化・加速化を進めてまいります。

 

   環境大臣     山口 壯

 

環境大臣メッセージ

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