たばこ

更新日:2019年12月23日

知っていますか?たばこの害

たばこには、約200種類以上もの有害物質が含まれており、そのうち約50種類以上に発がん性があります。そのため、健康に重大な悪影響を及ぼします。日本では喫煙に関連する疾患で年間約13万人が死亡していると推計されています。

特に有害な3つの物質

ニコチン:血管を収縮させ、血液の流れを悪くします。依存性が高く、たばこをやめられない原因になります。殺虫剤の成分にも含まれています。

タール:茶褐色のべとべとしたヤニで、多くの発がん物質が含まれます。

一酸化炭素:ヘモグロビンと結合して酸素の運搬を妨害するので、身体が酸素不足になります。

たばこによる健康への悪影響

がん

肺や喉頭、咽頭、口腔だけでなく、胃や子宮など、全身にわたってがん発症のリスクを上げます。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

 有害物質を吸い込むことで、肺に慢性の炎症が起こり、呼吸機能が低下する病気です。進行すると命に関わる危険もあります。COPDと診断される人の95%以上は喫煙者といわれており、たばこが最大の原因です。

脳血管疾患 虚血性心疾患

 心臓や脳などの血管等に悪い影響を及ぼし、脳血管疾患(脳卒中、脳梗塞)や虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)の危険性が高くなります。

歯周病

 たばこの有害物質が歯肉の血行不良・破壊を引き起こし、歯周病の原因にもなります。歯周病は歯を失う原因の第1位です。喫煙本数が増えるほど歯周病で歯を失う危険性が高くなります。

妊娠に関連した異常

 妊娠中の喫煙は母体だけでなく、胎児にも悪影響です。子宮や胎盤の血管が収縮し、低出生体重児や早産の危険性が高くなります。

未成年の方へ

未成年はたばこの有害物質がとりこまれやすく、ニコチン依存症になりやすいです。絶対にたばこを吸わないようにしましょう。また、未成年の人に絶対にたばこを勧めてはいけません。

なくしましょう!望まない受動喫煙

 たばこを吸わない人が、自分の意思に関係なく、副流煙(火のついたたばこの先端から立ち上る煙)や呼出煙(喫煙者が吐き出す煙)を吸ってしまうことを「受動喫煙」といいます。

 受動喫煙によって肺がんや虚血性心疾患、脳卒中等の病気になる危険性があり、日本では受動喫煙により年間で約15,000人が死亡しています。子どもは肺機能の低下や中耳炎、乳幼児突然死症候群など大人よりも深刻な影響を受ける可能性があるので特に注意が必要です。

 平成30年7月に健康増進法の一部を改正する法律が成立し、令和元年7月より一部施行、令和2年4月1日より全面施行されます。また、兵庫県においても健康増進法の改正をうけ、受動喫煙の防止等に関する条例が改正されました。

このことにより、望まない受動喫煙を防止するための取組みはマナーからルールへと変わります。生活空間や公共空間での受動喫煙の防止に努めましょう。

兵庫県の「受動喫煙の防止等に関する条例」改正について

兵庫県の「受動喫煙の防止等に関する条例」が改正されました。特に20歳未満の方及び妊婦の方を受動喫煙から守る観点が強化されました。

市民の皆さんへ

受動喫煙による健康への影響について正しく理解し、適切な行動をとることが大切です。喫煙者はマナーを守り、喫煙が禁止されている区域では、たばこを吸わないでください。特に、子どもや妊婦が近くにいるときは喫煙を控え、受動喫煙の害から子どもや妊婦を守りましょう。

私的(プライベート)空間における取組

20歳未満と妊婦の方の受動喫煙を防止するため次の場所では喫煙が禁止されます。

  1. 20歳未満の者及び妊婦と同室する住宅の居室内
  2. 20歳未満の者及び妊婦と同乗する自動車の車内
  3. その他、20歳未満の者及び妊婦に受動喫煙を生じさせる場所
20歳未満と妊婦の皆さんへ
  • 喫煙区域には立ち入らないでください
  • 妊婦さんは、喫煙をしないでください

加熱式たばこについて

 加熱式たばこは、たばこ葉カートリッジを電気で加熱し、発生した蒸気を吸引するたばこです。現行条例においては、紙巻たばこと同様の取り扱いとなります。商品パッケージに「本製品はたばこ製品です」などと明記され、健康被害が生じる恐れを知らせる注意表示(警告表示)の掲載も義務付けられています。例えばiQOSのパンフレットには「iQOSにリスクがないというわけではありません」「たばこ関連の健康リスクを軽減させる1番の方法は、紙巻たばこもiQOSも両方やめることです」との記載があります。

 加熱式たばこの使用と病気や死亡リスクとの関連性についての科学的根拠は現時点では得られていませんが、有害物質が体内に取り込まれていることは明らかです。

 また、周囲の人々への受動喫煙の危険が指摘されています。一般的なたばこからでる呼出煙(見える煙)と同様に、大量の見えにくいエアロゾル(気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子)を呼出しているからです。現段階では加熱式たばこの受動喫煙による健康リスクは科学的根拠を得てはいませんが、通常の大気中の濃度を上回る有害物質がエアロゾルに含まれるため、「受動喫煙の健康を脅かす可能性があると考えることが合理的である」とWHOは述べています。

 人気テレビ番組で取り上げられたことなどにより、日本では急速に加熱式たばこが広がりました。しかし、本人にも周りの人にも健康被害が今後増えると予想されます。正しい知識を身につけ、健康的な身体を維持しましょう!

禁煙にチャレンジしよう!

禁煙すればこんなにいいことがあります。

1.病気にかかる危険が減ります。

 がんや脳血管疾患、虚血性心疾患などさまざまな病気の発病や死亡するリスクが下がります。

2.体調が良くなります。

  • 体力が向上します。
  • 咳や痰が少なくなります。
  • 食べ物がおいしくなります。
  • 歯や歯肉がきれいになります。

3.生活が良くなります。

  • たばこによる汚れやにおいがなくなります。
  • 家族や周囲の人に喜ばれます。
  • たばこに使っていたお金が貯まるようになります。
    →1日1箱の場合、1年間で約15万円!

禁煙を成功させる工夫

  1. 目標を設定し禁煙宣言!
  2. 灰皿やライターを置かない。
  3. たばこを吸いたくなるようなお酒の席や喫煙所に近づかない。
  4. 口寂しくなったら水を飲んだり、ガムを噛む。
  5. 吸いたくなったら散歩や軽い運動をして、気を紛らわせる。
  6. 禁煙できている自分にご褒美をあげる。
  7. ニコチンパッチやニコチンガムを利用する。
  8. 失敗しても落ち込まず、再チャレンジ!

禁煙相談医に相談しましょう

 禁煙成功にむけて、気軽に相談していただくことができます。詳しくは加古川医師会ホームページ(関連リンク・資料集に掲載)をご覧いただくか、もしくは健康課までお問い合わせください。

関連リンク・資料集

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:健康課 健康推進係(本館2階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9191
ファックス番号:079-421-2063
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