中東呼吸器症候群(MERS)について

更新日:2019年12月23日

中東呼吸器症候群(MERS)とは

 中東呼吸器症候群(MERS)は、2012年に初めて確認されたウイルス性の感染症です。原因となるウイルスは、MERSコロナウイルスと呼ばれています。2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS(サーズ))の原因となった病原体もコロナウイルスの仲間ですが、SARSとMERSは異なる病気です。

症状

 主な症状は、発熱、せき、息切れなどです。下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。感染しても、症状が現れない人や、軽症の人もいますが、特に、高齢の方や、糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人で重症化する傾向があります。

感染経路

 人がどのようにMERSコロナウイルスに感染するかは、まだ正確にはわかっていません。患者から分離されたMERSコロナウイルスと同じウイルスが、中東のヒトコブラクダから分離されていることから、ヒトコブラクダがMERSコロナウイルスの感染源動物の一つであるとされています。
 また、家族間や、医療機関における患者間、患者-医療従事者間など、濃厚接触した場合の感染が報告されていますが、持続的なヒト-ヒト感染はないとされています。

 主として、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールなどの中東地域で患者が報告されています。その他、中東以外の地域でも報告がありますが、これらの感染者はすべて、中東地域で感染した人(輸入症例)もしくはその輸入症例患者と接触した人であることがわかっています。

予防と治療

 現在、MERSに対するワクチンや特異的な治療法はありません。患者の症状に応じた治療(対症療法)になります。

詳しくは、厚生労働省ホームページ 中東呼吸器症候群(MERS)に関するQ&Aをご覧下さい。

中東地域を旅行するときは

 中東へ渡航する場合は、万一の場合に備えて、十分に情報収集しておきましょう。

関連情報

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