新型コロナウイルスワクチン接種に係る健康被害救済制度

更新日:2024年01月19日

ワクチンを接種した後、副反応として、体のだるさや頭痛、ワクチンを接種した部分の痛み、発熱などを生じる場合があり、これらは比較的よくみられる軽い副反応として、接種当日や翌日から始まり、おおむね数日でおさまります。
 

これまでに認められている副反応にはどのようなものがありますか。(厚労省のQ&Aより)


接種後に副反応が出て不安がある場合は下記の相談窓口にご相談ください。

兵庫県新型コロナワクチン専門相談窓口 0570-006-733(平日・土日祝 午前9時~午後9時)
 

一方、極めてまれに重大な副反応が発生する場合もあり、重大な副反応により健康被害(治療が必要になったり障害が残ったりすること)が生じた場合は、救済制度が設けられています。

予防接種健康被害救済制度では、ワクチンの接種による健康被害であったかどうかを個別に審査し、ワクチンの接種による健康被害と認められた場合に給付をします。
 

副反応による健康被害が起きた場合の補償はどうなっていますか。(厚労省のQ&Aより)

給付の流れ

 請求者は、給付の種類に応じて必要な書類を揃えて本市に請求してください。

 本市は、請求書を受理した後、本市が設置する予防接種健康被害等調査対策委員会において医学的な見地から調査し、兵庫県を通じて国へ進達します。

 国は「疾病・障害認定審査会」に諮問し答申を受け、厚生労働大臣、兵庫県を通じて加古川市に健康被害と予防接種との因果関係が認められたかどうかが通知されます。その後、給付が認められた事例に対して給付が行われます。

 詳細は厚生労働省 救済制度 リーフレット(PDFファイル:586.7KB)をご覧ください。

救済制度の流れ

給付の種類

給付の額が変更されることがあります。通院・入院や死亡などのあった年月における額が適用されます。これまでの給付額はこちら(PDFファイル:174.3KB)

申請に必要な書類

申請に必要な書類は下記のとおりです。なお、下線が引いてあるものは本ホームページよりダウンロード可能です。

  記入方法等 医療費・医療手当 障害児養育年金 障害年金 死亡一時金 葬祭料
請求書 本人または家族が記入

受診証明書 医療機関・薬局が発行。医療費などの自己負担額がわかるもの。

       
領収書等 医療機関・薬局が発行。

       
診断書 医療機関・薬局が発行。  

   
死亡診断書、死体検案書等        

埋葬許可証等        

 

接種済証、母子手帳等 予防接種の種類及びその年月日を証するもの

診療録等 医療機関から取り寄せる。発症日や症状を証するカルテなど。

住民票

 

 

 

戸籍謄本、健康保険証等    

 

新型コロナワクチン接種後4時間以内に発症し、接種日を含め7日以内に治癒・終診したアナフィラキシー等の即時型アレルギー反応であれば、様式6-1-1アナフィラキシー等の即時型アレルギー反応 症例概要(PDFファイル:229.7KB)を医師が記載することで診療録等(看護記録、検査報告書)に代えることができます。また、予防接種健康被害調査委員会による助言等を得ることなく、厚生労働省に進達可能であるため、決定までの期間も短縮できます。ただし、症状が接種前から継続している場合や、ワクチン接種以外の原因によると記載医が判断した場合は含めません。

申請にあたっての注意事項(必ずお読みください)

  • 申請に必要な診断書料等は自己負担となります。
  • 差額ベッドや薬の容器など、保険適用外のものは対象外となります。
  • 医師の診断書等を自己負担により取得したとしても、審査の結果、給付が認められない場合があります。
  • 一旦、申請を受けた後も、市や県による内容確認や国の審査会において、基礎疾患等の関連するカルテの写しなど、追加で資料提出をお願いする場合があります。
  • 申請があったものは、本市が設置する予防接種健康被害調査委員会での審議を経て、厚生労働省において疾病・障害認定審査会を諮問し、審査を行います。通常、厚生労働省が申請を受理してから審査会における審議結果を都道府県知事に通知するまで、長期間を要する場合もあります。

よくある質問

Q.接種をした場所や治療を受けた病院が市外である場合は、どこに相談すればよいですか?

A.相談・請求先は接種時に住民票のある市町村です。

 

Q.現在治療中ですが、申請することは可能でしょうか。

A.可能です。治療中であれば認定期間が「○月○日から治癒まで」で認定されることになりますので、その期間内に、認定された疾病に係る医療費は申請可能です。支払いの申請を市町村にしていただくことになりますが、複数回に分けて申請いただくことも可能です。

予防接種健康被害救済制度の申請件数

令和6年1月19日現在

加古川市への申請件数 22件
内訳 国の認定済み件数 13件
国の否認件数 4件
国の審査結果待ち件数 4件
国への送付前件数 1件

リンク先

厚生労働省 予防接種健康被害救済制度について

厚生労働省「疾病・障害認定審査会 (感染症・予防接種審査分科会、感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査部会)」

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:新型コロナワクチン接種推進課(新型コロナワクチンのお問合せについては市コールセンター)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:0570-022-160(ナビダイヤル)
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