5歳から11歳の小児の接種について
お子さまへのワクチン接種は、効果や副反応などについて、本人と保護者が十分理解していることが大切です。ワクチンについて疑問や不安がある場合はかかりつけ医などにご相談ください。
小児接種についての参考情報等は、こちらをご確認ください。
3月までの個別接種の予約を受け付けています。
集団接種会場での小児接種は、1月6日をもって終了しました。
個別医療機関では引き続き接種を受けることができますので、接種を希望される場合は、個別医療機関で接種してください。
小児接種が可能な医療機関についてはこちらからご確認ください。
接種回数に関わらず、オミクロン株XBB.1.5対応の1価ワクチン(ファイザー社製)を使用します。
接種の概要
対象者
接種日時点で加古川市に居住する5歳以上11歳以下の人※
※法律により年齢は誕生日の前日に加算されますので、12歳の誕生日の前日から12歳として取り扱います。(使用するワクチンの詳細はこちら)
令和5年秋開始接種では、以下の方に対して接種勧奨(予防接種法第8条)及び努力義務(第9条)の規定が適用されます。
- 65歳以上の高齢者
- 基礎疾患を有する方その他重症化リスクが高いと医師が認める方
その他の方については、接種の機会を提供します。
ワクチン接種は強制ではありません。感染症予防効果と副反応のリスクについて正しい知識を持ち、本人や保護者の意思に基づいて接種を判断してください。
※公的関与とは、「市町村に対する接種勧奨の義務」と「被接種者と保護者に対する努力義務」のことをいいます。
対象者については、厚生労働省のQ&Aも併せてごらんください。
・なぜ、小児(5~11歳)の追加(3回目)接種が必要なのですか。
接種回数・間隔
初回接種(1・2回目接種) | 2回目の接種は1回目の接種から3週間後 |
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追加接種(3回目以降の接種) | 前回接種から3か月経過した後 |
- 記載の接種間隔を超えても、接種を受けることができます。接種できる間隔の上限が決められているわけではありません。
他の予防接種との間隔にご注意ください
- 新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは、接種間隔をあけずに同時に接種(※)することができます。
- 前後にインフルエンザ以外の予防接種(麻しん風しん混合(MR)ワクチン、日本脳炎ワクチン、2種混合(DT)ワクチンなど)を行う場合、原則として新型コロナワクチン接種と13日以上の間隔をあけてください。
※同時に接種とは、他のワクチンとの接種間隔(前後13日)を空けずに接種できることをさします。同日同時間帯に限らず、例えば、午前と午後、または1日空けて接種することなども可能です。
使用するワクチン
接種回数に関わらず、ファイザー社製のオミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン(5歳~11歳用)を使用します。
- 1回あたり0.2mlを筋肉内に注射します。
- 投与される有効成分量が成人用製剤(12歳以上のワクチン)の1/3(10マイクログラム)となります。
- 9月19日までに1回目の接種をしており、9月20日以降に2回目の接種をされる方は、交互接種(1回目と異なるワクチンを2回目に接種すること)となります。
なお、交互接種では、1回目と2回目の接種間隔を27日以上あけて実施します。
年齢による使用ワクチンの違い
- 5歳から11歳と12歳以上で使用するワクチンが異なります。ただし、1回目と2回目の間に12歳になった場合、2回目は1回目と同じ小児用のワクチンを接種することになります。
- 3回目以降は接種時の年齢が5~11歳であれば小児用のワクチンを接種し、12歳である場合は12歳以上用のワクチンを接種します。
- 乳幼児接種で初回接種を終了された方も、接種時の年齢が5~11歳であれば小児用のワクチンを接種することになります。
費用
自己負担なし(無料)
接種券の発送
- 1,2回目の接種券は発送済みです。
- 3回目以降の接種券は、前回の接種から3か月を経過する前に送付します。
※これまでに発行された3回目以降の未使用の接種券をお持ちの人は、その接種券を令和5年秋開始接種で使用できます。(新たな接種券は送付しません。)
※紛失された方は、コールセンター(0570-022-160)へ再発行を依頼してください。
接種券は小児用、12歳以上用の区別なく使用できます。12歳の誕生日以降に12歳以上用のワクチンを接種する場合は、接種まで保管してください。
集団接種会場
集団接種会場での小児接種は、1月6日をもって終了しました。
個別接種
令和5年秋開始接種実施医療機関については、以下の一覧をご確認ください。
○個別接種(5歳~11歳)医療機関一覧(PDFファイル:780.1KB) 9/12更新
市で予約を受け付ける個別医療機関
かかりつけ患者以外の方も(どなたでも)予約が可能です。
接種予約サイト(インターネット)または市コールセンター(0570-022-160)からご予約ください。
自院で予約を受け付ける個別医療機関
かかりつけ患者以外の方も(どなたでも)予約が可能な医療機関とかかりつけ患者の方のみ予約が可能な医療機関がございます。
予約方法については、各医療機関で異なります。詳細は「○個別接種(5歳~11歳)医療機関一覧(PDFファイル:780.1KB)」の留意事項をよくご確認のうえ、各医療機関にてご予約ください。
接種についての注意事項
- 接種日当日は、接種券とあわせて、母子健康手帳をご持参ください。
- 保護者同伴での接種となります。予診や接種などの各場面で保護者による介助のご協力をお願いします。
- 予診票の署名欄には、保護者の署名が必要です。
- 会場内において接種後15分以上の経過観察が必要です。30分の経過観察となる場合もありますので、本などをご持参いただくことをお勧めします。
接種の効果
ワクチンを接種すると、体の中で免疫ができるので、新型コロナの症状が出にくくなります。ファイザー社のワクチンは、5~11歳の小児においても、オミクロン株流行下において、2回目接種後に中等度の発症予防効果や80%程度の入院予防効果を示すデータがあり、一定の効果が期待されています。
また、初回接種による感染予防効果は時間経過とともに逓減しますが、従来型ワクチン追加接種の3~5か月後には50~60%に回復したことを示すデータがあり、オミクロン株対応2価ワクチンによる追加接種にも同様の効果が期待されています。
小児接種の効果については、厚生労働省のQ&Aも併せてごらんください。
・小児(5~11歳)の接種では、どのような効果がありますか。
副反応について
現在、日本で使用されている新型コロナワクチンは、安全性を確認した上で承認され、接種が進められており、その有効性も認められています。
接種後に注射した部分の痛み、頭痛、疲労、下痢、筋肉や関節の痛み、悪寒、発熱等がみられることがありますが、こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。
また、重大な副反応としてショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎、ギラン・バレー症候群などが知られています。
なお、今までの接種で副反応が強く出た方などは、接種について慎重にご判断ください。
接種日当日(接種後、すぐに現れる可能性のある症状)
アナフィラキシー | ・薬や食物が体に入ってから、短時間で起こることのあるアレルギー反応です。 ・じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が、急に起こります。血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合をアナフィラキシーショックと呼びます。 ・起こることは極めてまれですが、接種後にもしアナフィラキシーが起こっても、すぐに対応が可能なよう、ワクチンの接種会場や医療機関では、医薬品などの準備をしています。 |
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血管迷走神経反射 | ・ワクチン接種に対する緊張や、強い痛みをきっかけに、立ちくらみがしたり、血の気が引いて時に気を失うことがあります。 ・誰にでも起こる可能性がある体の反応で、通常、横になって休めば自然に回復します。 ・倒れてケガをしないように、背もたれのある椅子に座って様子をみてください。 |
接種後~数日(接種後、数日以内に現れる可能性のある症状)
(※1)易刺激性:機嫌が悪い (※2)疼痛:注射部位の痛み (※3)腫脹:注射部位の腫れ (※4)傾眠:眠たくなる様子 (※5)リンパ節症:注射部位と同じ側の腋の腫れや痛み
出典:添付文書(コミナティ筋注6ヵ月~4歳用、コミナティ筋注5~11歳用、コミナティRTU筋注)
副反応については、厚生労働省のQ&Aも併せてごらんください。
・小児(5~11歳)の接種にはどのような副反応がありますか。
引き続き感染予防対策を続けてください
ワクチン接種を受けた後も、手洗いや手指消毒、効果的な換気、マスクの適切な着用などは、新型コロナの特徴を踏まえた基本的な感染対策として引き続き有効です。
小児接種についての参考情報
◆厚生労働省 小児接種(5~11歳) 新型コロナワクチンQ&A
◆厚生労働省 5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ
◆日本小児科学会 5~11歳小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方
◆日本小児科学会 小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方(2023.6追補)
◆日本小児科学会 小児への新型コロナワクチン令和5年度秋冬接種に対する考え方
兵庫県からのお知らせ
小児の感染状況やワクチンの効果や安全性、副反応に関する情報について、掲載されています。
この動画では、小児(5~11歳)新型コロナワクチンの意義・有効性・安全性について、兵庫県立こども病院 小児感染症内科 笠井正志医師が解説しています。
本人及び保護者の方への説明書
この記事に関するお問い合わせ先
担当課:新型コロナワクチン接種推進課(新型コロナワクチンのお問合せについては市コールセンター)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:0570-022-160(ナビダイヤル)
問合せメールはこちら
更新日:2024年01月17日