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定例記者会見(平成28年6月23日)

更新日:2016年7月26日

発表内容

会見要旨

インターンシップ受け入れ事業者への補助について

【市長】

私の方から何点かお伝えさせていただきます。

1つ目はインターンシップ受け入れ事業者を補助、応援していく施策です。市役所自体が、昨年度から夏休み期間を利用して大学生のインターンシップを受け入れさせていただいています。これも元は、大学生の皆さんなどの将来のミスマッチを回避する意味でも、また将来社会に出ていくにあたっていろいろな気付きを得て準備をしていただくためにも、こういう経験が大事だということで始めたものです。そのため、民間企業の皆さんにもぜひこれまで以上に枠を広げていただきたいという思いで補助制度を作っております。具体的には、インターンシップ生1人当たり1日5千円かける日数で、上限5万円という予定にしております。6月27日から募集を開始し、予算額150万円がなくなるまで継続していきたいと思っております。

かこバスの増便とバス停のネーミングライツの募集について

2点目は、かこバスの増便とバス停の命名権、ネーミングライツの募集の件です。かこバスの増便につきましては、7月1日からいよいよ中央市民病院が開院するということで、そこへのアクセスを望む声が近隣の方を中心に大変多かったのもあり、かこバスの東加古川ルートについては平日ダイヤ14便の増便、別府ルートにつきましても土・日曜日、祝日ダイヤを9便増便、一部海洋文化センターに延伸を予定しております。

一方で、バス停の名前に企業名等を入れていただくようなネーミングライツの募集も引き続きやっていくことにしておりまして、こちらも1日から募集させていただき7月15日までの2週間を募集期間としております。バス停名自体は、平成28年10月1日から2年間の権利でして、便数によりまして、年間料金を設定しております。参考までに、かこバスの平日便数71以上いくようなルートについては年間料金14万4,000円となっております。

粗大ごみの戸別有料収集のパブリックコメントについて

3点目は、粗大ごみの戸別有料収集を始めていきたいということについてのパブリックコメントです。粗大ごみにつきましては年間6回、2カ月に1回のペースでごみステーションに自由に無料で出すことができますが、市として今、焼却ごみの大幅減量を目指しております。粗大ごみも一部は破砕をされて焼却に回ってきますので、量として抑制していきたいということが大きな目標としてありますし、また高齢化も進んでいく中で、低料金でご自宅まで収集に伺えるということで利便性向上という観点もあろうかと思います。他市の料金体系も参考にしながら有料化していくという方向で考えておりまして、現在パブリックコメントをさせていただいています。

民間事業者による小型家電の収集について

4点目は、これもごみの関係ですが、小型家電の収集を民間事業者が行うというものです。市役所の1階にも収集ボックスを設置しておりますが、民間事業者が自宅まで収集に行くという協定を結びました。回収料金が1箱950円と設定されていますが、パソコンを一緒に出すと1箱分は無料で収集をしていただけるというサービスです。

待機児童数について

次に5点目は、待機児童数のことです。毎年この時期に、県内各市町の待機児童数が発表されるようですが、昨年は加古川市が県内で1番待機児童数が多いという数字が出ました。今年はすでにご存知のとおり、県下3番目でした。依然として待機児童数140人という数字は大変大きく、引き続き受け入れ枠の拡大も図っていくこととしておりますが、昨年度から112人減少することができ、減少幅としては県内最大となっております。参考までに、減少することができた理由は、既存の保育施設が増改築などで205人増となったり、新設が3保育所あって183人増えたりと、それらが積み重なって総規模で約560人の受け入れ枠を増やせたためです。今年度も引き続き、新築や改築を合わせて約400人ぐらいの定員拡充を目指したいと思っております。ただ、昨年度252人という待機児童が6月に発表され、500人以上の枠を増やしましたが、結果としてまだ140人という数字になっていますから、今年度も定員を拡大したからといって簡単にゼロになるものではないと覚悟はしております。

ふるさと納税の拡充について

続きまして6点目は、ふるさと納税です。メニューをまた大幅に約50品目から100品目に拡充しまして、パンフレット自体もクラウドソーシングの活用でリニューアルしております。今年度もしっかりPRをしていきたいと思っております。

軽トラ市の開催について

7点目は、軽トラ市の開催です。これは地元農産品の軽トラックでの販売でして、非常にいろいろなイベントで好評を博しているとのことです。今回は、加古川中央市民病院開院のお祝いという意味も兼ねて、また寺家町商店街主催の蚤の市がちょうど100回目を迎えるというタイミングでもあるということで、7月3日日曜日の午前10時から午後3時頃まで、寺家町商店街にて開催します。今ちょうど現地に宣伝の横断幕もあがっております。

加古川まつりの開催について

最後8点目は、加古川まつりのことです。7日が花火大会で、日にちが違うところもありますが、前日の夕方にお祭り広場が各地域で行われます。花火大会の有料観覧席を昨年度に引き続き設けておりまして、昨年度は500席完売しましたので、今年度は600席に少し増やして、1席同じ1,000円で販売をしていくことにしております。昨年度からのローソンとセブンイレブンに加え、今年度はファミリーマートでもチケット購入ができるようになっております。完売を目指してPRをしていきたいと思っておりますので、これらの取り組みを取り上げていただけるようでしたらありがたいと思っております。よろしくお願いいたします。

では私からは以上にさせていただき、あとはご質問をお聞きしたいと思います。

質疑応答

待機児童について

(記者)

待機児童ですが、557人受け入れ枠を増やす中で、結局人気のあるところと、定員に満たないところがあって140人が待機児童になっていると考えられますが、そういう定員に満たないところをどうするか、今後どう考えられていますか。

【市長】

まず1次募集で皆さん第5希望まで書けるようになっておりまして、当然人気のある園に希望が集中するという状況です。第1次を終えて、希望の選択肢の中にはまり込まない方がこの段階でまだたくさんいらっしゃいます。それを2次募集で、定員が空いているところにできるだけお勧めをして調整をしていくというようにしてきております。どうしても新しくできた園などの場合ですと、やはり皆さん年齢途中から他の園に移るケースというのが少ないと思うので、上の方の年齢が埋まりきらないということがあるようです。初めて入園するような、年少の方は埋まっています。この様にできる限りの調整をさせていただいてこの数字だと思っています。将来的には、例えばある北部の園に枠が空いているのに、南部で待機の方がたくさんいらっしゃる、というようなことになれば、他市でもあるように送迎のためのステーション設置などを考えていく必要もあろうかと思いますが、まだそこまで空いている園があちこちにたくさんあるというような状態にはなっておりません。

(記者)

せっかく557人も枠を増やしたのに待機児童がいるというのは、需要が掘り起こされたということですか。

【市長】

 多くの自治体も同様のようですが、潜在的だった希望者が顕在化してきているということです。

(記者)

 そうすると、なかなかゼロにしがたいということでしょうか。

【市長】

いったんゼロになり、次の年、また急に待機児童が出てしまったりしているケースはそういうことだと思います。また昨年度から、仕事を探されている求職中の人の分も待機児童にせよ、ということになったために、全自治体で増えていたりもします。

(記者)

ゼロというところがあるのは、あんまり信じられないですね。

【市長】

聞いたところによると、園を第5希望まで書けますが、ここじゃないと嫌だと第1希望までしか書いていない人は、たとえ入れなかったとしても待機児童に数えなくてよいことになっています。これはどこも共通です。しかし例えば、第3希望までしか書かなかったような場合に、待機児童に数えていない自治体もあるようです。加古川市の場合は第2希望以下が書いてあれば全部待機児童に数えています。この違いが各自治体の差としていくらか数字に出ていることもあるようです。

(記者)

待機児童では、保育士の確保というのも大事になってくると思うのですが、それについてはいかがですか。

【市長】

潜在保育士の発掘ということで、NPOが復帰を応援する機会としてセミナーを開いておられます。ただやはり報酬体系のところに根本的な問題があるというのは社会問題になっていますので、そこは今後国や県からの補助金が増額されていくという方向性ですから期待したいと思います。

(記者)

今年はどれぐらい定員増される目標ですか。

【市長】

まだ数字が大幅に変わったりするような状況のようですが、現在のところ、約400人の定員拡充を目指しております。一方、毎年このように何百という枠を増やしていくことについては、既存の園の方は非常に不安を感じておられるというのがあるようです。もし将来的に、新しい園に人が集まっていき、潜在的な入園希望者も頭打ちになって少子化傾向どおりに減ってくるとすると、既存の園の方はどうなるのだろうかと考えられる面があるようです。

 

かこバス・かこタクシーのバス停のネーミングライツ募集について

(記者)

かこバスのネーミングライツは、だいたいの見込みなどはありますか。

【市長】

想定はしてあるとは思いますが、募集は現在ネーミングライツをすでに行っていただいている8カ所以外がすべて対象です。

かこタクシーについては昨年志方の西ルートを変更しましたが、地元の方のご協力もあってネーミングライツもかなり応募いただきましたので、かこタクシーについてもできるだけお願いしていきたいと思います。

ところで、ふるさと納税で、牛の2頭目の寄付をいただきました。

 

ふるさと納税について

(記者)

この方はふるさと納税にあたる人ですか、それとも純粋の寄付をされる人ですか。

【市長】

そこまで把握できているかどうかは分かりませんが、当然、寄付金控除はされるのではないでしょうか。遠方の方ですので、何かでご覧いただけたということでしょうか。ご存じのとおり、ふるさと納税については、換金性の高いもの、高額なものはやめるようにとの国からの要請もありますが、牛というのは換金性は高くないと思っています。高額なものということで再検討しなければならない時期も来るかもしれませんが、現在のところ、和牛のPRに非常にいい機会になると思っています。

 

2年間の市政運営をふりかえって

(記者)

7月でちょうど就任から2年になると思いますが、ちょうど折り返し地点ということで、この2年を振り返っての成果と、逆に足りていない部分と、どのように見ていらっしゃいますか。

【市長】

2年経ちまして振り返りますと、まず前市長から引き継ぎました大きな事業が残っていたというのも確かにあったとは思いますが、いろいろなものが形になりつつあるのではないかと思っています。これは本当に職員の皆さんの頑張り、また地域の皆さんからアイデアをいただいたこともあってのことだと思っています。

具体的に言いますと、例えば就任初年度の予算から子どもの医療費の軽減というのも実現してもらいました。これは、他自治体では中学3年まで通院費も無料というところも多いのですが、コンビニ受診になってはいけないという思いもあって、公約の段階からゼロとはせずに軽減という書き方をしておりました。これは幾分か子どもの医療費の軽減につながっているはずです。

2年目の予算編成に当たりましては、国の地方創生の予算が取れたのもありまして、例えばボランティアのポイント制度などの予算を確保できました。これは、市としてどういう方向性に向かっていくべきかと考えたときに、市民の皆さんの幸福感を高めていくことを目指そうという方向性を一つ持っていますので、そのためにはこういうボランティア活動を活発にしていくということが、ボランティアをする側も、受ける側にとっても非常に大事だと考えました。市民の皆さんの幸福感につながる1つのシステム、仕組みを立ち上げていける年になればと思っております。今のところは教育委員会を中心に考えていただいていまして、放課後の子ども教室に高齢者の方がボランティアでいろいろなことを教えにきてくれるというようなことをポイントなどを使って広くやっていけたらと思っているところです。

その他、まだこれから形にしていかなければいけないところでは、例えば西市民病院の跡地の活用の仕方です。これも最も行政にとって楽なやり方をすれば、いろいろ寄せていただいているご要望を元にこちらで案を作ってパブリックコメントをして進んでいくというのが1番簡単です。しかし、あえてその方法をとらずに、病院を残してほしいというご要望はくみ取りつつ、それ以外のところをどうするかということは白紙の状態で、民間の方にプロポーザルを出していただくという方法に踏み切ることができまして、今まさに公募の受付期間に入っています。実際にどれだけの良い提案が出てくるかどうかは、この公募が終了しないと分かりませんが、新しいアイデアや市外からの資本を引っ張り込んでくるという意味では、展開としてこのような新しいやり方ができるようになってきていると感じています。

あとは日岡山公園の再整備というのも、私の公約や意をくんで、内部からあげてきてくれています。市としては権現総合公園の計画などもありますが、そこに加えて日岡山公園も親子連れで半日、1日と過ごしてもらえるような場にしたいと考えており、いよいよ動き出すことができそうな年度に入っております。

施策でいうと以上のようなことなんですが、何より大事なことはそういう新しいチャレンジや創意工夫が組織の内部、地域からじわじわと継続的に出続けるような組織風土、地域風土にできるかどうかということだと思っています。これは、市長という立場でのリーダーシップがどういうふうなものであるのか、という話に及ぶと思います。例えば、自分自身がもっと前に出て目立ち、部下を厳しく管理をし、時にげきを飛ばしてぐいぐい引っ張っていくというリーダーシップもあると思いますが、私の場合は、年齢的にもまたそういうキャラクターではありませんし、外部から来た人間です。おそらくこれからの時代のマネジメントとかリーダーシップのあり方で大事なのは、いかに組織の構成員の一人ひとりが自ら主役になるような形でやりたいことを持ち上げてきて、それが走り出すことができるような環境をいかに作るか、というような部分じゃないかと思っています。樽本前市長さんの時代は、全国的にそうだったと思うのですが、まさに行革真っ盛りの時代で、市役所の職員数もだいぶ削減してきました。そういう時代においては、例えばそこの部署にどれだけ余裕があるとか、そこの人員をもう少し減らせるのではないかとか、そういうのが見える人でないとなかなかできなかったと思うんです。これは、内部から上がられた樽本前市長さんだったからこそできた部分だと思っています。そのおかげさまで財政的な状況を見れば、単体で見た財務諸表はいいとはいえない部分もありますが、同じぐらいの人口規模の自治体と比べると、基金も多く、借金も少ない状態になっています。ただここからは、決して基金を食いつぶして何か新しいことをするという意味ではないですが、そういう財政の継続性は大事にしながらも、新しい創意工夫とか、地域の競い合いとか、特に新しい施策というのを非常に求められる状態に急に変わってきていますので、そういう中において首長がトップダウンをぐんぐん効かせるようなやり方でいいのかというと、1人の人が持ち込める知識や経験の量というのは、たかが知れています。そういう意味でやはり千何百人という組織から、いろいろなアイデアが出るような環境づくりをしていくというのが一番継続的によくなっていくためには大事ではないかと思っています。今や、自分の公約に書いてあったことどころか、地方創生の昨年度の計画自体、いろいろな施策が山のように出てきまして、自分の公約に書いていた項目など吹っ飛んでしまうぐらい新しい内容になってきています。それはもう内部がそれだけやる気になって、それぞれの担当ではこれというように具体的に踏み出すところまで自ら動いてくれていますので、うまく歯車がかみ合っていろいろなことが生まれてこようとしている年度に入っているのかなというふうには思っております。

地域の皆さんからも、例えば昨年度の地方創生のアイデア募集を九十何件寄せていただきました。ご意見をお寄せいただいても、なかなかすぐに形にならないと、次の募集に再び寄せていただけるかどうかというところにもつながっていきますから、きちんと対応をしていかなければならないと思っています。また、地域からもいろいろなお声を寄せていただけるように、情報発信をしっかり強めていくというところは、今のオープンミーティングを含めしっかりやっていきますし、そういう機会にさまざまなご意見を集めて帰ってくるのは自分自身の役割だと思っています。

このように、具体的な施策で何が実現しましたかと言われれば、最初に申し上げたようなところですし、何よりも大事なのは、今後はそういう組織の状態を生かして新しいチャレンジが次々出てくるようにしていくことだと思っています。そうして内部から出てきたものを、きちんと財政的に可能かどうかというようなことを見極めながら走り出せるようにしていくことで形になってくるのかと思いますし、そういったものがたくさんできるようにしていけたらと思っています。

(記者)

組織の雰囲気というところでいいますと、選挙の時に「オープン」というキーワードを掲げられていましたが、実際に就任されてみて、オープンでなかったなと思う部分はありますか。

【市長】

資料1つの情報公開にしてもやるのはやっているのですが、それをより見てもらえるように、例えば繰り返し見せていくとか、見やすい状態にするとか、そういうところのひと工夫というのは、まだまだ伸びしろがあったと思っています。実はこのオープン化、情報発信の部分について、来年度に向けてもうひと工夫できる余地があると考え、内々に検討しているところです。あとは、ご意見をたくさんお寄せいただけるような仕組みという意味では「スマイルメール」というのも以前からあったものですが、そういったものももっと活用していただけるように呼びかけていくとか、町内会連合会さんとの「地区別行政との懇談会」というのを毎年やっていますが、そこにも毎回出かけて行ってご要望をお聞きしたり、お声を預かって帰ってくるというようなことも、ご意見をより集めるという意味でやっています。

また「オープン」の中には、民間活力活用というのを入れていまして、それはいただいたご要望をもとに市税100%で市が絵を描いてパブリックコメントをして進めていくというやり方ではなく、なるべく白紙の部分に思いもしなかったようなアイデアを自分たちのお金でやってくれるような人を呼び込むというようなことを期待したやり方です。そういうやり方を、河川敷のバーベキューではうまくいきませんでしたが、めげずにできるだけそういうことを追及していきたいと思っています。うまくやれば、財政的にも市としてメリットがあると思います。

また「オープン」は、社会参画というか、ボランティア活動みたいなものを大きく広げようというような意味でも最近は使っています。これはポイント制度などが1つの契機になって、これまでなかったようなボランティア活動が広がるというところまでいけたらと思っています。

(記者)

 「オープン」という部分でいいますと、公開事業評価を2年間やってこられましたけれども、その成果というのは、市長なりにどう考えていらっしゃいますか。

【市長】

非常に大きなものがあったと思っており、今年度も予算枠をいただいて実施予定です。具体的に分かりやすいので言えば、霊柩車の税投入をやめさせていただいたことです。これは市民の皆さんにとっては負担増になりますが、公開事業評価の場で明らかになったように、市が霊柩車の運行費を助成しているということをほぼ皆が知りませんでした。昔の経緯があって続いていたようですが、求められていないところに税が大量に投入されていたということで廃止となり、年間で約3,500万円が浮きました。あとはプラスになった方でいうと、外国人のネイティブスピーカーが授業を行うというALTの事業は、1年目の公開事業評価で非常に効率的にできているという評価で拡充という判定が出て、予算も1.5倍と数千万円増えて、子供たちの授業にネイティブスピーカーが行く機会が増えました。もう一つは、昨年度分で、スクールカウンセラーを各学校1名しか配置できていなかったものを人数の多い学校には複数配置できるようにしたものです。あと改善でいうと、花とみどりのフェスティバルについては、花植えが好きな人、知る人ぞ知るというようなイベントになってしまっているのではないかというような指摘があって、もっと広く緑化に関わる人が増えるような、また市民が楽しめる企画を増やすべきだということで、年々改善を担当課が図ってくれています。このように、そういう場で事業を議論するということが、改めてその事業のやり方、お金の使い方を他市町と比較をしてみるといういい機会になりました。また外部の方に来ていただいて客観的にしがらみなく言っていただくことで、もっと充実させた方がいいとか、効率的にできるはずだとか、市の職員にとって新しい気付きとか緊張感とか、一つの研修ともいえる非常に大きい効果があったと考えています。

(記者)

同様に議会の方も事業評価をなさっていますが、議会との関係というのは市長なりに今どう感じていらっしゃいますか。

【市長】

公開事業評価についてさまざまなお声がありますけれども、総じて過去のお金の使い方を今一度よく検証して次年度に生かす、というところを深くやることが大事だというように考えてくださっているのだと思います。今年度は、議会の方で独自に事業選定からされるということで、それは市民の立場に立ってお金の使い方を厳しく検証するということでいいことだと思っています。公開事業評価とは、あくまで決算がきちっと終わって議会の承認等も得たうえで、それをベースに外部の方の声も参考に来年度予算編成に向けて、どう工夫していくかということを考え準備をしていく場だと思っています。本来は前年度のことを今年度に反映しなければいけないので1年のタイムラグはありますが。必ずしも公開事業評価の判定結果がそのままというものではなく、最後は議会の審議、承認を通していきますから、予算案を作る段階でのステップだと思っています。

議会の皆さんの中には、同じように考えている人もいらっしゃる一方で、決算の審査の一環だという見方をされている人もおられるのかもしれません。それはそれで1つの考え方だと思いますが、そう考え始めるとその特定の事業だけなぜということにもなると思います。事業評価は、あくまで決算の後に、来年度以降その事業をどうするかということを議論していただく場としていただくのが非常にありがたいなと思います。

(記者)

市長自身、当選の時に10年というようなこともおっしゃっていましたが、今回の任期が4年ですので、あと残り任期2年というところで、特にこれだけはしておかなければいけない事業、こういったところだけ根付かせておかなければならない部分というのはありますか。

【市長】

組織風土、組織文化という意味では、先ほど申し上げましたようなボトムアップでいろいろなものが湧き上がってくるような、そういう組織であるというのを当たり前にしていくということが大事な部分だと思っています。あとは公開事業評価など具体的な事業一つ一つについて、いかに情報開示をうまくやって、それを見ていただける工夫をして、そこに従来にも増してご意見がたくさん集まってくるような仕組みを完成させるというのは、4年間の中での目標の一つです。今そこはまだ進化中の領域だと思っています。具体的な政策についていえば、地方創生のまち・ひと・しごと総合戦略で出てきている一つ一つの事業をきっちりやりきっていくということが大事だと思っています。

(記者)

逆に言うと、組織文化や風土を変えていくというのは、なかなか市民にとって何が成果としてあがったのかというのが見えづらい部分だと思いますが、それについてはどうですか。

【市長】

確かに見えづらいと思います。市民の皆さんはやはりテレビや新聞で主に情報を得てらっしゃると思います。そうすると例えば、私が職員や議会と、ある施策で戦っているとかというのは、ものすごくリーダーシップっぽく見える、分かりやすいところがあるかもしれません。しかしそれは逆にトータルとしてはマイナスが大きいと思っています。地味なやり方になると目立ちにくく、伝わりにくいというのはあるとは思いますが、この2年間で皆さんの頑張りでいろいろと具体的な成果も出してきてもらっていますので、それら一つ一つを次にある選挙の時には、ここまでいけましたというように具体的な項目で整理してきちっとお見せできるだろうと思っています。例えば医療費が軽減されたというようなことも、もう皆さん忘れていらっしゃると思います。だから4年間に成果としてできたものはきちんと整理して紙にしてお伝えしていき、ご理解いただけるようにしたいと思っています。

 

以上

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