救急車の適正利用をお願いします!

更新日:2024年03月06日

救急出動は年々増加しています!

下のグラフは平成25年から令和5年までの加古川市消防本部における救急出動件数の推移を表したものです。令和2年、3年は新型コロナウイルス感染症による受診控え、行動制限等が影響し一時的に減少していますが、令和5年についてはインフルエンザや乳幼児がり患しやすいヘルパンギーナやRSウイルスなどの流行のほか、行動制限が解除された社会活動において、比較的症状が軽い方の救急需要が増加するなどコロナ禍前の状況に戻ったものと考えられます。令和5年は前年と比較して増加し、消防本部の統計上過去最多19,708件を記録しました。

救急搬送の約4割が軽症です!

軽症だから緊急性がないということは決してありませんが、この救急出動要請の中には、

  • 入院が決まっているが、交通手段がないから救急車を呼んだ。
  • 足の裏の魚の目を触っていたら、血が出た。
  • 救急車で病院に行った方が早く診察してもらえそう。
  • 虫歯が痛くなった。
  • ベッドから起き上がれないので、起こして欲しい。
  • 包丁で手を切ったので、消毒をして欲しい。

といったものも含まれています。

救急車の安易な利用が増えると、緊急性の高い事案に対して直近の救急車が出動できず現場到着が遅くなり、救えるはずの命が救えなくなる可能性があります。

生命の危険があり、緊急に救急車を必要としている人の元に一秒でも早く救急車が到着できるよう、緊急性のない場合やタクシー代わりに救急車を呼ぶことは控えてください。

「…どうしたらいいか分からない…」と迷ったときは、救急受診判断アプリ「Q助」や兵庫県子ども医療電話相談「#8000」などをご利用ください。

こんな時はためらわず救急車を!

「救える命」を救うため、本当に救急車を必要としている人のため、救急車を正しく利用することは大切ですが、救急車の利用を控えるあまりに、我慢して取り返しのつかないことになっては本末転倒です。きちんと判断し、症状によっては迷わず119番通報をしてください。

こんな症状が出たら、ためらわずに救急車を呼んでください。

救急車利用リーフレット(高齢者版)
(大人)こんな症状がでたら救急車を
(子ども)こんな症状が出たら救急車を

訪日外国人のための救急車利用ガイド

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:消防本部救急課(消防庁舎5階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-6552
ファックス:079-424-0530
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