市職員を装った「還付金詐欺」が多発しています!

更新日:2024年01月30日

市役所職員や金融機関職員を名乗り、個人情報を聞き出したり、お金をだまし取ろうとする、「還付金詐欺」が多発しています。

加古川市内で発生した還付金詐欺の件数は、令和5年中で13件で、令和4年に比べて約3倍に増加しています(加古川警察署調べ)。実際に多額の現金をだまし取られたという事例もありますので、ご注意ください。

市内の還付金詐欺発生件数

                      (加古川警察署調べ)

事例

【事例1:キャッシュカードを奪い取る手口】

 市役所の職員を名乗る人物から電話で、「医療費の還付がある。後で金融機関の職員からあなたに電話がある。」と言われた。すぐに金融機関の職員を名乗る人物から電話があり、「今あなたの家の近くに職員がいるので、その職員にキャッシュカードを渡してほしい。」と言われた。しばらくして自宅を訪れた金融機関の職員を名乗る人物に、「あなたの代わりに医療費の還付を受け取ってくるので、キャッシュカードを貸してほしい。」と言われたので、キャッシュカードを渡し、口座の暗証番号を教えた。その後通帳で残高を確認したところ、お金が戻ってくるどころか、近くのATMでお金が引き出されていた。

 

【事例2:ATMを操作させる手口】

 市役所の職員を名乗る人物から電話で、「介護保険料の還付があるので、ATMで手続きをして欲しい。」と言われた。相手の言うとおりにATMを操作した後、不審に思い金融機関の職員へ相談したところ、ATMを操作したことで被害者の口座から犯人の口座にお金が振り込まれており、詐欺にあったことがわかった。

還付金詐欺の手口

  • 市役所、年金事務所、金融機関などの職員を装って電話をかけてくる。
  • 「保険料や医療費を還付する」など、手続きをしないと損をするようなことを言う。
  • 「キャッシュカードを貸してほしい」「暗証番号を教えてほしい」などと言う。
  • 「〇〇のATMへ行ってほしい」などと、特定の場所のATMへ行くように言う。(金融機関や官公庁など)

 市役所の職員が、医療費や保険料などの還付のために「キャッシュカードを貸して」「ATMへ行って」と言うことは絶対にありません!

対策ポイント

  • 医療費などの還付金を市役所や金融機関の職員が本人の代わりに受け取ることはできません。
  • 個人情報や取引先の金融機関を聞かれても相手に伝えないようにしましょう。
  • 「払い戻し期限が今日まで」などとせかされても、慌てず、周囲に相談しましょう。
  • ATMにはキャッシュカードを使って還付金などのお金を受け取る機能はありません。還付金の受け取りや給付金の振り込みのために「ATMへ行って」と言われたら詐欺です。
  • 不審な電話があれば、警察や市役所に相談しましょう。
  • 電話をかけるときは、相手に聞いた電話番号ではなく、自分で調べた電話番号へかけましょう。

連絡・相談先

 加古川市生活安全課(加古川市役所新館2階)

 電話:079-427-9760

 加古川市消費生活センター(加古川市役所新館2階 生活安全課内)

 電話:079-427-9179

 加古川警察署

 電話:079-427-0110

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:生活安全課 防犯安全係(新館2階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9760
ファックス番号:079-427-3525
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