加古川市国民健康保険第2期データヘルス計画
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第5章 健康課題の明確化と計画の目的・目標 63 健康課題等 対策の方向性 特定健診・特定保健指導の状況 ●特定健診の受診率は32.9%と低く、被保険者の健康状態が把握できていない。特に40歳代での受診率が10%台と低くなっている。(P37・P38) ●特定健診の受診率向上のため、未受診者勧奨や健診の普及活動を継続して取り組む必要がある。 ●生活習慣病の発症予防は早期から介入することで予防効果が期待できることから、若年層における受診率向上に取り組む必要がある。 ●特定保健指導の実施率は16.7%と兵庫県や全国と比べて低い。(P56) ●特定保健指導の実施率向上のため、特定保健指導の実施方法を見直す必要がある。 ●平成28年度の特定健診の結果から、HbA1cの有所見者割合は83.9%と兵庫県や全国と比較して高く、兵庫県内においても最も悪い状況となっている。(P40・P41) ●糖尿病の有所見者のうち、7割以上を保健指導判定値の者が占めている。また、3疾患内服治療なしでHbA1cが保健指導判定値の者のうち、特定保健指導の対象とならない非肥満者が全体の26.6%(約4,000人)となっている。(P49・P50) ●HbA1cの有所見者割合を減少させるために、健診結果で要医療となったハイリスク者へ受診勧奨や生活習慣改善のための正しい知識の啓発に取り組む必要がある。 ●3疾患内服治療なしでHbA1cが保健指導判定値の者のうち特定保健指導対象外の非肥満者に対し、生活習慣改善のための正しい知識の啓発に取り組む必要がある。 ●メタボリックシンドローム該当者割合は、兵庫県や全国と比較して高い。(P42) ●特定健診の質問項目の「20歳時の体重から10Kg以上増加している」「運動習慣のない」者が兵庫県や全国と比較して多い。(P54) ●生活習慣病の改善のために、自発的に運動習慣が確立できる仕組みづくりに取り組む必要がある。 その他の保健事業 ●胃がん検診を除く各種がん検診の受診率は兵庫県より低い傾向にあり、目標値を大きく下回っている。(P59~61) ●各種がん検診の受診率向上に取り組む必要がある。

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