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病原性大腸菌O-157

更新日:2014年12月23日

病原性大腸菌O-157に関するQ&A

「O-157」ってどんな菌ですか?

 大腸菌は、健康な人や家畜の腸管にも存在し、ほとんどのものは病原性はありませんが、この内の幾つかのものは、人に下痢を起こすことがあり、病原性大腸菌と呼ばれています。病原性大腸菌は、病原性の違いによって、さらに幾つかに分類されます。食中毒を起こしている「病原性大腸菌O-157」は、この病原性大腸菌の一種です。O-157は、毒力の強いベロ毒素を出すのが特徴で、この毒素は感染者の血管に害を及ぼすため、乳幼児などでは、腎臓や脳に障害を与えることがあります。菌の感染力や毒力は赤痢菌程度であるといわれており、この菌は家畜の糞便中に見つかることがあります。

「O-157」はどのような症状ですか?

 感染後4日から8日の潜伏期間の後、腹痛や水様性の下痢を起こし、後に出血性の下痢となることがあります。まれに出血性の下痢が1から2日続いた後、ベロ毒素による溶血性尿毒症候群を発症することがあります。これは腎臓の急激な機能低下、血小板の異常な減少、赤血球が破壊されるために起こる貧血の3つの症状を特徴とする重篤な疾患で死に至ることもあります。成人では、感染しても症状がでなかったり、軽い下痢だけの場合もありますが、乳幼児や小児、持病のあるお年寄りでは重症になる場合があるので、注意が必要です。

簡単な予防方法は?

 この菌に汚染された食品や井戸水などを摂取することにより感染が起こります。しかし、この菌は、他の食中毒菌と同じように熱に弱く、火を通すことで死滅しますし、消毒剤によっても簡単に死んでしまいます。感染を防ぐためには、次のような予防方法があります。

  1. 食品の保存、運搬、調理では、衛生的に取扱い、汚染が考えられる場合には、十分に火を通す。
  2. 食品を扱う場合には、手や調理器具を流水で十分に洗う。
  3. 飲料水の衛生管理に注意する、特に井戸水や受水槽の管理には注意を払う。

 なお、万が一、出血を伴う下痢が起きた場合には、次のような点に注意をしてください。

  1. すぐに医師の診察を受け、その指示に従う。乳幼児の場合は速やかに受診すること。
  2. 患者の便を処理する場合には、ゴム手袋を使用するなど衛生的に行うこと。患者の便に触れた場合には、逆性石鹸や消毒用アルコールで消毒し、流水で十分洗い流すこと。
  3. 患者の便に汚染された衣服などは、煮沸や消毒液で消毒した後、家族のものとは別に洗濯し、天日で乾燥させること。
  4. 患者が入浴する場合、乳幼児との混浴は控えること。

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